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主夫の徒然なるままに

さようなら、私の愛したバイク!

 年度がかわるまでに決断しなくてはと思いつつ3月24日になってしまった。もう2年このスクータに乗るか、売却or廃車にするか。
 250ccのスクータは、一時期ビックスクータブームにより激増した。その影響で2輪のAT免許もこの頃に始まった。過激に改造したビックスクータを若者たちが大っぴらに闊歩する時代であった。だが、あっという間にブームは去り、取り残されたおじさんたちが、ビックスクータに乗り続けた。ふと周りを見ると125ccのスクータだらけになっていた。ホンダのPCXの影響が大きいが、やはり、50ccスクータの不便さ・危険さ(2段階右折や30キロ制限)、コロナの影響でのスクータ通勤の増加など、社会人の30代~50代までみんな125ccバイクに乗る時代となっていた。


 私の愛したスクータ、エプシロン250、オレンジ色。通勤に10年以上走ってくれた。往復30キロから60キロの通勤には、ビッグスクーターが快適であった。燃費も27キロ程度は走ってくれた。当時乗っていた車が、リッター10キロ、乗り換えた車がリッター7キロだったのでお財布にたいへんやさしかった。オレンジ色は珍しく、注目も集めた。注目集め過ぎで信号待ちの時に後ろから軽に追突された。初めての交通事故による通院となったが、たっぷりの補償金をいただいて不満無し。


 どうしてもバイクだけでは生活しにくいと軽自動車を買ったら、リッター17キロ走る。このスクータは、調子が落ちてきてリッター20キロしか走らなくなっていた。専業主夫の身で、車1台にバイク2台は必要なし、ということで泣く泣く手放す決意をし、買い取り会社に見積もりをだした。2社から回答。一社は最大3万円。もう一社は、~0.5万円で、最低でもこの額との説明があった。ほとんど価値無しと分かっていたので、0.5万円の会社に連絡を取り、見つもってもらうことにした。さて、翌日トラックで登場。あれこれ電話しながら、最終見積もり、1000円となった。「え、最低5000円じゃないの」といったら、「~0.5万円」は、最大5000円だと言い切った。(「0.5万円~」じゃゃないそうだ)1000円も5000円もたいしてかわらないが、ちょっとカチッときたので、「売却はやめて、乗り続けます。」といったら、しばらく時間をおいて、悲しそうな顔で0.5万円で手打ち、トラックにスクーターを乗せて帰っていった。

 悲しい空虚感が漂った。今まで乗ってきたバイクの中で一番長く(12年)、一番長い距離(地球1周近く)を走った。その思い出が、消えていった。もう、2度とバイクを買うことは無いだろう。それでいい、それでいい、と自分に言い聞かせる。



PS もう一つ消えて行ったもの。
 24インチのディスプレイ。こちらも10年以上使っていたヒュンダイ製。自動で接続先を認識しなくなったので、廃棄することに。どう捨てるべきか。いろいろ調べてみた。無料で引き取るサイトを見つけた。無料だが、送料は必要とのこと。送料はいくら?→2000円! 電気店やパソコンショップで引き取る場合もあるらしいという情報を聞いて、アップライドというパソコンショップに問い合わせてみた。「無料で引き取ります。」ありがとう、即座に持っていき、引き取ってもらった。また一つ断捨離成功。



Good-by(一番右のディスプレイ)

<想い出の一枚>
2万キロ走ったヤマハのアメリカンビラーゴ

5000キロでさよなしたススキの4気筒250アクロス!
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