Without a Trace 4-2 "Safe"

今回（10/6放送）は昼休みに学校から姿を消した15歳のライアン少年の話。

ライアンは数年前に父を強盗に殺され、更に911テロで旅客機がツインタワーに突っ込む瞬間を目撃したのがトラウマとなり、学校の安全対策に異常な執念を燃やしていた。母はスチュワーデスで週の半分位は家を空けており、姉も出かけることが多かった。

ライアンは学業優秀だったが体が小さかった。小学校の時からの親友チャーリーは逆に勉強は苦手だけれども体が大きく、ライアンに宿題をやってもらうかわりにボディガードを務めてあげるという持ちつ持たれつの関係だった。しかし、チャーリーは最近になって新しい友だちやガールフレンドと付き合うようになり、イジメっ子のランスらとともにライアンに冷たく当たるようになっていた。

ところで、今回は前回の6週間後という設定だ。アメリカのドラマはシーズン・フィナーレがクリフハンガー（崖っぷち状態）になっていることが多く、翌シーズンのプレミア（第1話）はその続きなので時間がほとんど経過してないけど、第1話の途中または第2話から一気に時間が飛んでしまったりすることがある。「夏休み」の時間を埋めようというわけだ。

マーティンが6週間ぶりに職場に復帰すると、「私も1週間前に復帰したばかりなの」というヴィヴィアンが暖かく迎えてくれた。マーティンが銃弾に倒れた際に一緒にいたダニーは罪悪感からか、マーティンが戻って来たことに気付きながらもとりあえずは避けているようだ。

ヴィヴィアンの心臓手術は成功で、医師は「以前よりもずっと健康な状態」だと言ってるようだが、ジャックはまだ彼女のことが心配でデスクワークしかやらせてあげない。マーティンもまだ松葉杖をついてるため、やはりデスクワークだ。

一方、ダニーは例の銃撃戦がトラウマになっているらしく、ここのところ精神的に不安定で失敗が多いようだ。このままではクビになるかも…？

そういうわけで、「とにかく人手が足りない」という理由でジャックは新エージェントを起用することを決心した。「彼女」は次回から登場するが、そうなるとオープニングも変わるのかな？ダニーがどうなるか心配。