趣味と健康日記

清野明子(民謡歌手)の応援、登山、スポーツなど趣味と日々の健康を記す日記です。

三方分山登山報告 REV.1 (シャガ) CMT DISAPVL、4/29 JGG 25'37"/5km

2015-05-01 00:34:40 | 登山&マラソン

 こんにちは、連休にもかかわらず何かと用事が有って投稿が遅れています。その間にもネパール地震、安倍総理のアメリカ議会演説など世界は大きく動きました。ネパール地震における29日時点での死者は5100人に達し、被災者は800万人にも及んでいます。日干し煉瓦の建築物が多かったことも被害を大きくしたようです。エヴェレストの登山基地となるネパール山岳地帯では地震が引き金となった雪崩による被災者も多く日本人で被災された人も有ったようです。多くの犠牲者に対しご冥福を祈ります。カトマンズ空港の受け入れ態勢に問題が有ったものの日本の緊急援助隊、防衛省の国際緊急援助隊(医療)も活動を始めています。我々の出来る事と言ったら「募金」くらいしか有りませんが、信頼できる募金窓口を見つけて送金したいと考えています。ユニセフは途中で人件費などに代わってしまうと言われているのでユニセフ以外の窓口にしようと思います。

5/1 PS:ユニセフと言っても二つの組織が有り、ユニセフ東京事務所(黒柳徹子氏が親善大使)と日本ユニセフ協会(アグネス・チャン氏が親善大使)が有り、前者に寄付をすれば、全額が国連ユニセフへ。後者に寄付をすれば、財団の経費として約25%が役員報酬、退職金などの名目で抜かれ、残りが国連ユニセフへ寄付されると言う事のようです。因みにアグネス・チャン氏はイギリス国籍で日本には働きに来ているだけと考えられます。彼女の人権運動の中で中国を批判したことは無く、お金集めの人権運動なのかもしれません。その点「日本赤十字社」は安心して募金できる組織だと思われます。

 さて、26日(日)に登った三方分山(さんぽうわけやま)山行の報告をしたいと思います。出発地点の精進湖県営駐車場(905m)から女坂峠(1210m)、三方分山(1422m)、パノラマ台(1300m)を経由し県営駐車場へ戻る左回りの周回コースを選びました。標高差517m、歩行距離9.5km、所要時間5時間30分の山行でした。

三方分山登山経路 

 登山の起点(S&G)となる県営駐車場(無料)に車を入れて精進湖畔を東に歩き、バス停の所で左折左回りの周回コースに入ります。黄色の線が登りでブルーの線が下山コースです。パノラマ台はピストンになります。

県営駐車場

07:37 県営駐車場(無料)到着、ここでは中国人(又は台湾人)らしき二人連れの女性が富士市への行き方を訪ねてきたようでしたがメンバーが反対方向のバス停を教えたようです。どちらも河口湖行きなので問題なしとの結論に達しました。W 
08:00 県営駐車場出発


民宿前左折

08:07 民宿横の川に架かった橋を渡らず左折女坂峠を目指します。川の岸辺には枝垂れ桜が見えています。

丸木橋

08:10 登山道に入ると丸木橋を渡ります。3つの丸木橋を渡ります。

女坂説明

08:55 富士五湖側から甲府盆地に抜ける峠として迦葉(かしょう)坂と阿難坂を利用したようです。坂と峠は同義語であったようです。

阿難坂標識

08:56 一躍有名になった上九一色村ですがここで目にするとは思ってもみませんでした。ここからは緩やかな尾根道が続きます。

ミツバツツジ

09:06 山頂までの尾根道に咲いていたミツバツツジです。高度1200m付近に咲いているのでアカヤシオの可能性が高いかも。アカヤシオは1本立ちです。

山頂直下

09:45 長い尾根道が間もなく終わり、山頂らしくない山頂が見えてきます。

山頂

09:47 三方分山山頂(1422m)です。雑木林に囲まれ山頂とは思えません。尾根が東、北西、南西側の3方向から登り、その頂点が三方分山と言う事です。

山頂標識

09:47 北に下ると、四尾連湖まで12kmと記してあります。前方の開けたところから富士山が見えます。

富士山展望

09:50 この方向だけに樹木が無く開けています。展望用に木を切り倒したのかも知れません。下は駐車場と精進湖です。10分ほど休憩して昼食場所のパノラマ台に向かいます。

精進峠

10:39 精進峠(1255m)を通過します。尾根の十字路になっています。北に下ると下部町三ツ沢に至るので三ツ沢峠とも呼ばれるようです。

精進湖/パノラマ台分岐

11:28 根子峠(1235m)、直進すればパノラマ台、左に下れば精進湖です。パノラマ台を往復します。

パノラマ台分岐

11:46 左への道を選択、パノラマ台に向かいます。

パノラマ台到着

11:49 下部町分岐を過ぎて3分でパノラマ台に到着、視界が開けた丘になっています。方位盤と東屋が有ります。

青木ヶ原の説明

パノラマ台の広場には眼下に見る青木ヶ原の生い立ちを説明した大きなパネルが設けられています。

パノラマ台にて

11:52 仲良し3人組の記念撮影です。食事はバックの東屋でしましたがベンチが朽ち果てていたので付近にあったトタン板を拝借しテーブル代わりにしました。

富士山

記念撮影などをした後5合目あたりを覆っていた雲が切れたので素早く撮影しました。このアングルは「子抱き富士」と言われ、手前の大室山(1468m)を富士山の子に見立てています。なお大室山は青木ヶ原樹海の南側にあり、入山には許可が必要です。頂上は噴火口になっていますが樹木が密生し眺望は有りません。

食事

12:13 食事の用意が出来ました。久しく食べていなかった「あんこ餅」、ワカメスープ、白菜の浅漬け、アンパン、リンゴです。コンビニで買った「粗びきソーセージ」(タンパク質)は迂闊にも車内で食べてしまいました。W 

下山

12:55 食事後はさっさと分岐点の「根子峠」(1235m)に引き返します。ここは右に折れ、駐車場に向けて沢を下ります。

木製の橋

12:59 この沢は小さな落石が多い様なので、この橋は落石避けと言う意味も有るかもしれません。

登山口

13:31 駐車場まで200mと言う場所にある登山口です。右側には精進湖が有ります。08:00に出発したので5時間30分の山行、標高差517mは楽勝ペースでした。

温泉

13:40 「日の出の湯」は山田屋ホテルの経営でホテルに連結しています。入浴料金は800円、泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩温泉です。効能は神経痛・筋肉痛・関節炎・五十肩・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性などに効くとされています。

お花見 

13:45 入浴前のひと時、葉桜と富士山に見とれました。2015年最後のお花見でした。

露天風呂からの富士山

13:46 露天風呂からの富士山ですが窓枠にピッタリとはいきませんでした。窓枠に合わせると富士山は左隅になってしまいます。あおりレンズ(キヤノンTS-E)が有れば窓枠が四角になるのですが! 写真は金なり。W
 今回の入浴は(ちょっと変ですが)鍵がなく靴箱も貴重品も鍵の心配をしなくて良いので安心でした。温泉を出る時になって鍵が無い事に気付きバタバタする鍵紛失恐怖症になっています。W

REV.1(5/1 15:10)

 週末のNHK民謡放送予定です。「民謡を訪ねて」は群馬県甘楽町での収録です。「日本の民謡」は再放送(毎月曜日)も有ります。PC作業中の方は次のURLでも聴けます。

   http://www3.nhk.or.jp/netradio/

週末のNHK民謡放送

5月2日(土)12:30~12:55 「民謡を訪ねて」NHK AM/FM放送

網のし唄   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・星野勇人
月夜野盆唄 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小野田浩二
津軽三下り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おもだか秋子
十日町小唄 (中山晋平作曲の新民謡) ・・・・・・・大野美幸
本荘追分   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川崎マサ子
かんちょろりん   ・・・・・・・・・・・・・・・・鈴木正夫
収録会場: 群馬県甘楽町/甘楽町文化会館

5月3日(日)11:00~11:50 「日本の民謡」NHK FM放送 

五所川原甚句(青森県) 
三坂馬子唄(愛媛県) ・・・・・・・・・・・・・・橋本大輝
鴨川ヤンザ節(千葉県) 

尾鷲節(三重県)
三条凧ばやし(新潟県) ・・・・・・・・・・・・・志村春美
長崎のんのこ節(長崎県) 

相馬壁塗り甚句(福島県) 
宮城田の草取り唄(宮城県) ・・・・・・・・・・・岩井きよ子
南部じょんから節(青森県) 

シャガ

 無色と黄/紫の花弁を3枚ずつ開く珍しい花、アヤメ科の常緑多年草「シャガ」(著莪)です。アヤメ、ジャーマンアイリスなどにも似ていますが3方に広がる黄色と紫の斑に特徴が有ります。花弁の外側にギザギザが有るのも特徴です。やや日陰と湿り気を好み、丈は30~60㎝になります。中国原産のものが古い時代に帰化したようですが学名は「Iris japonica」、漢名は胡蝶花です。アイリスはギリシャ語で「虹」と言う意味だそうです。


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