お早うございます。週末は久し振りに鎌倉芸術館に行って来ました。催しものは「いざ、鎌倉への道」と題したNHK交響楽団(Since1926)の演奏会です。指揮は鎌倉出身の井上道義氏、前橋汀子氏をゲストに迎えての素晴らしいコンサートでした。
前半は前橋さんとN響の共演、ショーソン作曲「ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲作品25」及びマスネ作曲「タイスの瞑想曲」、休憩後はブルックナー作曲「交響曲第9番ニ短調WAB.109」と言うプログラムでした。ゲスト紹介では珍しく指揮者のスピーチがあり、井上さんが桐朋学園大学時代、既にレニングラード音楽院(ロシア)留学から帰国した前橋さんはヒロインだったと言う話をされていました。前橋さんの「タイス」は二度目でしたが素晴らしかったです。
相変わらずクラシック音楽の客層はお堅い人種が多かった。老若男女およそ60%の方がスーツ&ジャケットでした。筆者はと言えばカジュアルとは言いにくいワイルドな「ハンティングベスト」で出かけました。 暖かかったので丁度良い感じではありました。
上の写真は鎌倉芸術館のH/Pから拝借したものN響との関係は不明です。因みに今回のN響の編成は弦:40名(ヴァイオリンが20名)、木管:12名、金管:14名、ティンパニー:1名で総勢78名での演奏でした。1階席の後方だったので野鳥の会のようにはいきませんでした。
上の写真で前橋氏が持つヴァイオリンは1736年にイタリアで製造された「デル・ジェス・グァルネリ」と言う名器だそうです。同様に名器と謳われたのが有名な「ストラディバリウス」ですが木材の曲げ強度のピークが切り倒されてから300年と言われているのでストラディバリは楽器としての音質のピークが過ぎ、朽ち果てていく運命にある様です。デル・ジェスはストラディバリウスより54歳若いので今後50年は良い音を保ってくれそうです。旬の楽器だけにストラディバリよりも高価で10億円は下らないと言われています。前橋さんの場合は自己所有だそうですが若い人たちの高級バイオリン使用は、企業などからの貸与が多いようです。しかしメンテナンスは自分持ち、年間の保険金が200万円、弓が200万円、イタリアに出向いてのメンテも相当な額になり、音楽家の台所事情も大変なようです。
パンジーにも似た面白い模様の花、ゴマノハグサ科の多年草(寒冷地では1年草)「トレニア」です。花弁は異形の3+1で上が遅れて開き、少し大きめです。それは左側横向きの花でも確認できます。原産地はインドシナ半島、別名があり、「ハナウリグサ」、「ツルウリグサ」、「ナツスミレ」などとも呼ばれます。花の色はピンク、紫、黄色、白など豊富です。化弁を細かく切ってサラダなどにふりかけて食べることも出来るそうです。18世紀のスエーデン牧師、「Toren」さんに因んでいます。
弦楽器は高いとは知っておりましたが・・・
葉加瀬太郎氏なども高いバイオリンを奏でておられるのでしょうね
やはり限られた命に値が付くのでしょうか
私もクラッシックを聴きにいきたいです
トレニアは鮮やかな色彩で丈夫な花ですね
我が家はヒメツルソバが盛りです
普通の人が趣味で弾く程度なら30年ももてば良いと思われますが、徹底して音に拘る一流のバイオリニストはそうはいかないようです。トレニアってトンボの顔みたいで食べにくいかも。
共演する楽団、会場など、相当な緊張となるでしょうね^^
私も、名器はいつまでも名器なのかと思っていました。
でも考えてみれば、木なのですから寿命が合って当たり前ですね。
トレニア、サラダの上に飾ってありましたよ。
結婚式の時だったかな?
色が派手ばでしいので食べる気にはなりませんでしたが^^;
バイオリンの材料は表板がスプルース(ドイツトウヒ)、裏と側面はメイプルだそうですが、300年経過すると朽ちる段階に移るそうなので音が悪くなって行くようです。100年後に日本人の作ったバイオリンが名器となって欲しいです。マララさんには是非ガンジーとかマザーテレサのような人になって欲しい。
名器はいつまで経っても名器なのかと思ってました。
今作られているバイオリンの中にも100年後ぐらいに名器と呼ばれるものが出てくるのかもしれませんね。
↓マララさん、将来は国連の事務総長になって、平和な世界作りに貢献してほしいです。
トレニアって可愛いですね。我が家の花達は非難させていませんが、明日の朝鉢を戻すのが大変そうです。バイオリン、安くて良い音が出る物も有ると思うのですが、彼らの耳と我々の耳は違うのかも知れません。10億円有ってもバイオリンは買いません。
台風で避難させてますが^^;
バイオリン☆すごいお値段ですよね!
10億円…十分の一でも無理ですぅ^^;;