今日は民謡の話 Vol.61と同様に中国地方は島根県の民謡です。10月から放映されているNHKの朝ドラ「だんだん」 のモデルとなっている松江市の東方、中海の南方に安来市はあります。その安来市に江戸時代中期にこの唄が唄われ、明治44年には保存会が発足している。保存会には唄、絃、鼓、男踊りの4部門があり、3級から名人までの資格制度が確立しています。中海の中心の島は大根島です。島の東側の緑色の部分は鳥取県、北部にある境港は漫画家水木茂氏の生誕の地です。
尚男踊りは「どじょう掬い」の仕草で有名です。
唄は七七七五調で26文字のものを素唄といいます。ここではCDなどで採用されている詩を3番まで紹介します。
安来千軒 名の出たところ
社日桜や(or に)十神山(とかみやま)
松江名所は 数々あれど
千鳥お城に嫁が島
出雲八重垣 鏡の池に
移す二人の 晴れ姿
その外の島根県の民謡としては、出雲音頭、関の五本松、しげさ節などがあります。また、観光名所としては言わずと知れた出雲大社そして足立美術館、安来清水寺などがあります。
歌詞中にある八重垣は高さ十メートルにも達する防風林の垣根で出雲市と松江市の間を吹きぬける季節風を避けるために植えられたこの地方独特の高垣を言います。千鳥お城は松江城、嫁が島は松江西方地域を言います。
※画像は全て安来市観光サイトからコピーです。
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