ようやく待ちに待った塀と門扉が取り付けられました。やはり、一戸建てにはこれが必要です。あるのとないのでは、家の雰囲気が全く変わります。
まだ鉄格子の一部に色を付けるところが残っていますが、ほぼこれで家の外観は決まりました。あとは、庭の植栽や道路端の花壇をどう仕上げていくか、まだまだ楽しみは残っています。
内装も今日、最後の仕上げになりました。主寝室のクローゼットがやっと出来上がりました。高級家具とは程遠いのですが、一応２０年保証がついています。そこまでもてば、私としては大満足です。
ところで、これまでとは違うアングルから、わが家の環境をお見せしておきましょう。
これは、わが家のあるムーバーンの入り口付近から、わが家と両隣の合わせて３軒の屋根を遠望したものです。一番目立つ赤い屋根はお隣の２階建ての豪邸です。白っぽい屋根は、反対側のお隣です。その間に挟まれた、ちょっとだけ見えている茶色い屋根がわが家です。拡大するとこう見えます。
ムーバーンの中に入っていくと、ご覧のような風景が見えます。↓
やはり、お隣の赤い屋根と白っぽい屋根が目立ちます。その間にわが家があります。家の前に白い三菱パジェロスポーツが止まっていて、その右隣に点で見えているのは例の黒い野良犬です。わかりますか？
これだけ周りに緑が多いと、庭に何も植えなくても十分に目を楽しませてくれます。でも、人間の所有欲というのは思ったよりも強いみたいで、「自分の庭」と「よその庭」は全く別物なのです。だからこそ塀で囲うんでしょうね。単に防犯上の問題というだけではなく、人間の深い欲求が土地を囲い込ませるのでしょう。
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写真で観るかぎり色も気になりませんし。
バナナって誰かが植えているんですかね？
分別という観点から言えば、分ける必要も感じますね。
飛行機なんかでも、ひじ掛けの取り合いでタイ人の縄張り意識を強く感じます。
小さなタイ人親父が両脇のひじ掛けをデンっとブン取って、巨大な西洋人が両腕を交差させて遠慮している光景をよく目にします。
自動車の路駐でも、誰の場所でもないのに暗黙の取り合い（笑）になりがちですね。
家の場合は大金を払ってますから、致し方ないのではないかと。
逆に、お金を払ってもいないのに、縄張り意識を発動させる場合、それは行き過ぎた所有欲、つまりは強欲の領域なのではないかと思いましたが、いかがでしょう。
国の領土問題とは違って、家の土地の囲い込みは、ごくごくささやかな所有欲の発露と言えるのではないでしょうか。