あまやかされる三代メガバンク

Ｑ：　景気が悪く、中小企業がバタバタと倒産しているそうですが、救済する手立てはないのでしょうか…

Ａ：　銀行から中小企業への貸出金が1996年からの十二年間に約八十四兆円も減っています。貸し渋り、貸しはがしが横行。一方この十二年間に銀行への公的資金は、資本注入だけで十二兆四千億円。国民の血税が投入されたのです。そのため大銀行は莫大な利益を上げています。しかし、不思議なことに三代メガバンク・グループ(三菱UFJ、みずほ、三井住友)の07年度の純利益はー兆七千億円にのぼっていますが、税金は三百十三億円で税負担率は1.8%にすぎません。中小企業は30%、平均的サラリーマンは20%だというのに…
……公的役割を果たさない銀行ばかりが、どうして甘やかされるのだろう…

ジジの一言
黙っていれば、上手い汁を吸う輩がいるということだ。

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