「無責任」いろいろ

Ｑ：　福田現首相は歴代の首相の中でも、「無責任」な首相に思われますが、大丈夫なのでしょうか…

Ａ：　国会での答弁を聞いていても、実がなくて逃げ腰ですね。莫大な国家予算を使う防衛省のトップが、軍事利権の腐敗まみれでも、行政の最高責任者として、真相究明の努力を、何ひとつしません。
　十日、都内での経済界首脳との朝食会でも、十八日の施政方針演説で「福田カラー」が出ることを期待され、「何色がいいかな」と応じる有様。
　それにつけても、「無責任男」をキャッチフレーズに一世を風靡した故「植木等」を思い出さずにはいられません。彼の父親は常念寺の住職であり、差別出身ではないが「自分は民ではないと思う事が、すでに相手を差別していることだと」述べて、水平運動に参加し、治安維持法違反の罪で、投獄されても、反差別と反戦を貫いた人なのです。
　植木等は少年時代、投獄された父に代わって檀家を回るという生活を送っていたのです。彼の「無責任シリーズ」は弱い立場の庶民に対する応援歌ではなかったのか…その場、その場を取り繕う「無責任」とは別のもののようです。

ジジの一言
国会の委員会で並ぶ首相をはじめとした閣僚の顔のひどいこと。いい顔していません。質問を聞きながら、ブツブツとつぶやいているが。どうも頭のどこかがおかしいようである。無責任どころではなく、病気かも、安倍さんのように早いほうが…

　平成生まれの成人の皆様、おめでとうございます。今年は、初めての選挙権を行使できるかもしれませんね。ご自分の時代をどうするか、主導権を発揮されるよう期待しています。

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