更新遅れてるので2位から脱却できません~
なんとか1位に返り咲きたいっ
クリック、よろしくお願いいたしますm(__)m
今日明日はセンター入試ですね。
成人式と入試の日は天候が荒れることが多くて心配でしたが
今年はどちらも晴れて交通が乱れることもなさそうで
新成人の方も受験生にも良かったです。
がんばれー
昨日の午後にアップ出来なかった芝崎さんの無地紬たち。
3点ご紹介です。
まずは 芝崎さんの紬が人気で
お一人で袷も単衣もお仕立てされる方が多い、その理由です。
その秘密は糸の作り方にあります。
繭を煮て、糸を引き出すために最初の取っ掛かりの糸を探します。
ササラのような道具で繭の表面を撫でて絡んで引き出される糸をまとめます。
普通はこんなに多くの繭から一度に引き出さず、せいぜい4~7個の繭を使います。
繭から糸口が見つかって 引き出し始めたところ。
引き絞って 1本にまとめます。
芝崎さん以外では 4~7個の繭から座繰り出した糸をさらに4本まとめて
1本の糸にしますが 芝崎さんは最初から1つにまとめた糸を引き出します。
この量の繭を一度に引くには とても力が要ります。
家蚕の繭は1000~1200メートルの糸を採ることができますが
それは機械で思いっきり引き延ばした状態でのことです。
ピン!ゴムを伸ばし切ったような感じで伸縮性が失われています。
芝崎さんの座繰方では800メートルほどしか糸が採れません。
しかし 絹糸本来の持つ弾力や艶がそのまま残っているので
織り上げたときに 艶と復元力を備えているのです。
さて 今回の草木染のご紹介です。
まずは 澄んだ美しい水色です。
これは臭木の青い実100%です。
芝崎さんは ロックウッド、という樹皮を使った染料でもブルーグレーを染めますが
臭木は渋みのない美しい水色に染め上がります。
一般に臭木は色が飛びやすく堅牢度が低いと言われますが
芝崎さんの染は堅牢度が高く焼けません。
なぜでしょうね?とご本人に伺いましたら はやり糸の力ではないか、とのこと。
独特の 一気に大量の繭からの座繰り糸は糸の中に空気を含んでいて
糸の芯まで染料が入り込んで定着するからでは、とのこと。
また 染料の量も大量に使っているそうです。
臭木の実は私も季節には探しますが 斜面に好んで生えていてるし
小さくて大量に集めるのは大変な作業です。
藍の薄いのとは違う 綺麗な明るくさわやかな水色です。
皺になりにくいので 単衣にもおすすめです。
早い時期、4月からの単衣。
4,5,6月、9,10月とたっぷりお楽しみいただけます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f7/152bb2ffa8815a2ebf54e3759b37877d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/9c/4a9895ece9708c2865808d68f1a16569.jpg)
最後にご紹介するのは苅安の淡い黄色です。
苅安は濃い黄金色のような黄色も染めることができますが
これは柔らかな優しいクリームに近い薄黄色です。
年齢を問わずにいろんなシーンでお召しいただける便利色です。
背中に洒落紋を入れても素敵ですね。
この子・・・実は反物の端に薄く染料の飛びのシミがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/04/035413d39d173cca29dcda335c4f4bba.jpg)
このようなシミが2か所あります。
耳に近い部分ですので 仕立てで見えないようにできますが
その分 少しお安くいたしました。
3点それぞれ 通販でもお求めいただけるようにいたしました。
色の名前のところにリンク貼ってます。
こちらからでも 御覧いただけます。
ご来店可能な方は どうぞ実際の美しい布を見て触ってご堪能ください。
https://www.instagram.com/sakurako_jizaiya/
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