じざいや的日常~きものがたり~着物が織りなす素敵な物語  

元町の着物屋・じざいやの紹介と着物で過ごす日々のこと。
犬猫や食べもののことなぞも織り交ぜて。

真綿紬からお召し、大島への衣替え。春大島に秋結城?

2019-03-19 16:14:49 | 織のお話
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今日の花粉はものすごく攻撃的で痛いですー
もう 目から鼻から喉から脳みそまで 粘膜が腫れまくり、って感じで
熱っぽいし 体痛いし・・・
もう風邪か?って感じですけど 花粉なんですよね。
セレブなティッシュを大人買いしました。
つい目をこすってしまうので まつ毛抜けるし目の周り皺が増えるしー

横浜では今週中、早ければ春分の日にも桜が咲きそうです。
ソメイヨシノじゃない桜はもうポツポツ咲き始めています。
桜が咲いたら 真綿系のほこほこ紬から
サラリとしたお召しや座繰や生糸の着物に衣替えです。
なによりサラリとした紬は花粉が付きにくくて助かります。
うちの犬に抱き着いたら くしゃみが止まらなくなって
お前かー ・・毛だまりだもんねぇ。
くしゃみのし過ぎで 腹筋痛いです。
咳で肋骨折れた人は知ってますけど・・・

前置きが長くなりましたけど
よく言われるのが 春大島に秋結城。
大島紬の生糸を使った少し冷たい光沢が涼感を呼ぶために
暖かくなる春に。
結城紬に代表される真綿のほっこりとした質感は
温かみを覚えさせるので秋からの季節に相応しい、というものです。
だけど秋草模様の大島紬だって、桜の絣の結城紬だってありますから
その季節しか着てはいけない、というものではなく
あくまでも質感による季節感を言い伝えてるものです。
紬に限らず柔らか物でも春は綸子、秋には縮緬がふさわしく感じられます。

この頃は季節の移り変わりが急激で
短い春のあといきなり夏になってしまう感じですが
着物を着る楽しみの中には 季節を着る、というものもあります。

自然の中で暮らしていれば
身の回りの自然の変化は季節の移り変わりであり
その季節にふさわしい色調や文様が
そのまま身の回りにあったのですから
感覚的に自然と季節感が身に付いたものです。 
しかし真冬でも袖なしで通用する都会にあっては
季節感は身に付かないのかもしれません。

草花の柄ならばその花が咲く季節が判っていれば問題ありません。
薔薇などは春秋2回咲くのでお得?ですが
紫陽花や菖蒲、百合などは咲く時期の短いものです。
人気の桜はいろいろな説があって
咲いたらダメ、とかお花見には着ていかない、とか
具象柄は早春のみだけど 意匠化されたものは通年大丈夫、とか。
国の花だから一年中いい、なんてちょっと乱暴な意見もあったり。
お召になる方の感覚でよいと思いますが
やはり季節先取りでお召しになるのが 一番おしゃれに見えるかと思います。


花粉の付かない着物の代表格は大島や座繰り糸の紬。
今日はこれ、

芝崎さんの座繰りの栗染無地紬に 中村由美子さんの型絵染帯。

  


 

 
 
 
 
 
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