「幸福の科学」観察日記

「幸福の科学」を観察しつつ、心に浮かんだ感想などを綴っています。

お金と霊能力

2012-01-24 | 感想 1

予知能力を持っていると称する人には、必ずといっていいほど、こんな質問が出るものだ。
「予知能力があるなら、ギャンブルで大儲けできますね」

すると、彼のこたえは、決まって次のようなものになる。
「自分の欲望のために、予知能力を使ったら、後で、しっぺがえしがあるんですよ」
「予知能力で、お金儲けしようとしたら、予知能力は失われるんですよ」

これが真実であるかどうかは、予知能力者ではない自分にはわからない。ただ、ちょっとした疑問は頭に浮かんでくる。それは、予知能力だけでなく、霊能全般でもこれと同じなのだろうかということ。

たとえば、霊言能力者が、霊言を実演することによって、高額な報酬を得て、それによって贅沢三昧な生活をするようになったとしたら、その後、どうなるのだろうということ。後から、手痛いしっぺ返しを受けたり、霊言能力を失ったりするのだろうか。

もしそうならば、これは、HSアンチのうち、初期肯定派の人たちの主張を補強するものになるかもしれない……。

ちなみに、心霊研究者たちは、霊媒を、職業霊媒と、そうでない霊媒に分け、職業霊媒はイカサマが多く、信用できないと考えていたらしい。
(「幽霊を捕まえようとした科学者たち/デボラ・ブラム著 鈴木恵訳」より)

職業霊媒は、はじめからイカサマ師だったのか、中途からイカサマ師になりさがったのか、はたまた本物の霊現象を起こすと同時に、イカサマをすることもあったのか……、それは自分には判断できない。

けれども、心霊研究者らの調査結果を尊重するならば、自らの持っていると称する霊能力によって、金銭を得て、懐を肥やそうとする人物が、安定した本物の霊能力を保持しているという可能性は決して高くはないとは言えそうではある。



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