読んでいて頭がクラクラしてきました。
この人たちは、本当に警護のプロなのか?
私にとって安倍さんは、雲の上の人のようなものだし、当然ながら縁もゆかりもない一般庶民だけれど
安倍さんという人がこの国家存亡の危機にどれ程重要で替えのきかない人なのかというのは、わかるつもりです。
安倍さんを失ったことに対する喪失感が強くて、まだ気持ちが落ち込んでいます。
だから、詳細な検証結果を読みたくて、今日の産経新聞の記事を舐めるように読みました。
そして、【検証・見直し結果の要旨】という記事を読んでいて、涙が出てきました。
こんな杜撰な警護のせいで、絶対に失ってはいけない人を亡くしてしまったのか・・・
情けなくて、悔しくて、腹立たしくて、この感情をどこへぶつければいいのかわかりません。
もう、本当にね、ため息が出ますよ。
以下、記事を抜粋します。
【検証】
安倍晋三元首相の後方の警戒に空白が生じ、警視庁のSPと奈良県警の警護担当者も容疑者の接近に気づかなかったことが本件を阻止できなかった主因だ。
後方を警戒していた県警の担当に、別の担当が配置場所と警戒の方向変更を指示した。指示した担当と統括役は後方の警戒を補強する措置を取らなかった。一発目の発砲の後、SPも警護担当も銃声と認識していなかったため、二発目までに、安倍氏に防護措置を取るのが遅れた。
県警は警護計画作成の車両や歩行者が通過するのに危険を具体的に評価しておらず、
計画自体に不備があった。
後方に警護担当が適切に配置されていれば、容疑者の接近を阻止できた可能性が高い。警視庁は警護を都道府県警にゆだねており、本件の計画も報告を受けていなかった。
以下、見直し案が続くのですが、この見直し案も、なぜ最初からそうしていなかったのか・・という・・・
なんだか、基本のき、いろはのい・・という印象で、頭を抱えてしまいます。
危機管理って、先手先手を打つものじゃないの?こんな田舎のおばちゃんでもわかるよ。
ちゃんと仕事してよ。やるべきことをちゃんとやってよ。
亡くならなくてもよい命を亡くしてしまった、
それもこれからの日本の将来に、一番重要な人を失ってしまった。
偉い人が辞任したって、責任取れないよ!!
あ~~~~~、血圧上がりそう。
ただ、私は、この検証結果も信用していません。
致命傷になった銃の弾が見つかっていないというし、銃創も上方向から入っているのではないか・・・
つまり単独犯ではないのではないかと囁かれているし、
こんな疑問点を多く残したまま、検証を終息させてしまうなんて
一層、不信感しか持てません。
腹立たしい限りです。