本の帯の言葉
「衝撃の新稿『新・東京裁判論ー闘わぬという病』をはじめ、
三島由紀夫没後50年に寄せた『三先人の命日』、万葉集、江戸思想、
小林秀雄から安倍晋三までを存分に語る文藝論、思想論の珠玉の随筆集」
この小川榮太郎さんという方は、 これから先、今まで文学と言うものに興味がなかった
私のような人間に向けての本を数多く書いてくださるのではないか期待しています。
日本人を覚醒させようとしているように思います。
この方の本を、読んでいきたい。
文芸評論家の先生なので、書かれている文章は、読めなくはないけれど、私には少々難しくて、
一生懸命考えながら読んでいる状態です。
だけど、日本人として なにかとても大切なことを教えてくださっていると思うのです。
難しいけれど、頑張ってついていきたい・・・・・
万葉集というのは、学生時代に「様々な身分の人たちの詠んだ歌をその身分を超えて集めた歌集」
と習いましたが、そんな生易しいものではなかったのですね。
押し寄せてくる新しい仏教文化や律令制という国制や藤原氏への権力の集中と皇統の危機。
それに抗い 国語を守り、日本人の魂を守ろうとした。
長屋王の旅先での急死は、本当に急病だったのか・・・・
現在と同じことが千年以上前から行われてきたのだなと。
今まで何度も亡国の危機はあった。でもその都度かろうじて乗り越えてきた。
でもだからと言って、今回のこの危機を乗り越えられるとは限りません。
こころして対処しなければ。
何ができるわけじゃないけれど、せめて小川先生のご本や勧めてくださっている本を読んで
勉強しようと思います。