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以前購入していた『自由社の新しい歴史教科書』を暇な時間に読んでいます。
中学生向けの教科書ですが、市販本ということで、一般書店で購入できました。
この教科書は、一つのできごとが起こるに至った経緯が良く書かれていて理解しやすいです。
昨日読んだのは、「アヘン戦争とイギリスの中国進出」という部分。
以下抜粋します。
18世紀になると、ヨーロッパ人に紅茶を飲む習慣が広まった。
とくにイギリスでは、清から輸入する茶は生活必需品となり、
代価として多額の銀を支払った。そのため、イギリスはインドに麻薬のアヘンを作らせ、
これを密かに清に輸出したため、今度は清から銀が大量に流出した。
清がアヘンの輸入を禁止すると、イギリスは自由貿易を口実に軍艦を派遣して戦争をしかけ、
1840年、アヘン戦争が始まった。圧倒的な力をもつイギリス海軍が海上を封鎖して、
1842年、清は香港の割譲などをふくむ屈辱的な南京条約に調印した。
清は多額の賠償金に苦しみ、他の欧米列強とも不平等条約を結ばされた。
こうして清は次第に半植民地の状態に置かれるようになっていった。
この情報は日本にももたらされ大きな衝撃を与えた。
以上 教科書から抜粋
近代史をもう一度・・・というか、学生時代に近代史を教わった記憶は無いのだけどね。
色々な本を読んでいても、あまりにも知らなことが多すぎて、
書いてあることが良く理解できないという現象がおこるので、
これは一度きちんと通史、特に近代の事を勉強しなくちゃだめだということで
中学生と高校生用の歴史教科書で市販されているもの、
そして左巻きじゃないもの・・・ということで、この自由社の『新しい歴史教科書』と
高校生用では、明成社の『日本人の誇りを伝える 最新 日本史』を購入しました。
最新日本史は、渡辺昇一氏、小堀敬一郎氏、櫻井よしこ氏、中西輝政氏、國武忠彦氏という
錚々たる方々のお名前が載っています。
帯には「59年ぶりに改正された教育基本法に準拠して、10年ぶりの改訂編纂
その国の歴史は祖国に誇りをもった人にしか語れない!!」とあります。
あまりの教科書の左傾ぶりに、ごうを煮やした先生方が、教育基本法の改正を機に
日本人の日本人による日本人の為の教科書をつくったというところでしょうか。
中学生用と高校生用を買った理由は、徐々に理解レベルを上げるためです。
・・・で、アヘン戦争の件ですが・・・
これを読んでいて、ため息がでちゃいましたよ。
人種差別ってなんだよ・・と。
西欧諸国のやってきたことを棚に上げて、なにが差別禁止、なにがLGBT禁止だよ!!と。
中国は、そりゃ好きな国ではないけれど、自国の富をさんざん搾取されて、
国内をアヘンでめちゃくちゃにされた恨みは、
そりゃあ、国家百年の恥辱で、いつかガツン!!と一発おもい切りぶんなぐってやる!!と
思いますよ。
何かの本で、このころの清国は、アヘン中毒者が町中に溢れていた‥
と言うような文章を見たことがありました。
欧米人にとって、アジア人など本当にサルでしかなかったのだと思います。
中国人の立場に立って、日清戦争や満州時代のことを考えてみる。
韓国人の立場になって、併合されていた時期を考えてみる。
同じアジア人として、共通のなにか・・・お互いを理解できる何かは、
ないのだろうか・・・・
そして、今のロシアだって自国の石油を散々西側に搾取されてきたのをプーチンさんが
国営企業に戻したんですよね。彼らにだって、ちゃんと言い分があるんですよ。
だから、戦争していいということにはならないけど・・・・
でも、言えるのは、どの国も、したたか・・・どこの国も、ズルい!!
な~~~~~んてことも、考えながら、もう一度歴史を勉強してみようかな~~~と思って
ボチボチと学び始めました。
趣味の読書も、もちろん続けていきます。
さ、今日もがんばろ!!
こういう動画を見ていると、歴史って本来おもしろいものなんだなと思います。