この本が出版されたのが、令和2年。
この時すでに、「私はこれからの仕事の主軸を日本の本質の闡明(せんめい)においてゆく。」と宣言されています。
7年前の『小林秀雄の後の二十一章』から『國憂へて已まず』、『保守主義者宣言』、『作家の値うち』と来ています。
その間に森友・加計や憲法九条関連のもの、昭和史や平成史なども書かれています
こうしてみると、小川氏の覚悟が伝わってくるようです。
何度も孤独であると書かれていて、三島由紀夫の心境が理解できるというようなことも書かれており
安倍元首相を失ったこともあり、読んでいてとても心配で不安になりました。
でも、小川氏の本を楽しみにしている私のような者が大勢いると思うのです。だから、孤独ではないと思います。
日本を何とかしたい。
こんな無学の私の為にも、日本とは何か、かつて日本人はどうあったかを考え知るヒントを与えていただきたいです。
これからも読むべき本を教えてほしいのです。
どうぞ、導いてください・・・・