須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

769号 速報!安倍倒せ、戦争法制参院も強行採決!区は職員の痴漢事件再犯を隠蔽!区長の責任!

2015-09-16 | 記 事
速報!安倍倒せ、戦争できる法案を参院も強行採決!
安倍政権の「終わりの始まり」にしてやろうじゃないの!
 
総理・安倍晋三は、戦争できる安保法案を、衆院に続いて参院特別員会で強行採決した。トンデモねーよ。安倍は憲法違反の法案を本日、9月18日中に参院本会議で強行採決する予定だよ。
 
新聞、テレビでご承知のように、雨の中を連日、国会周辺を集団的自衛権反対など戦争法案に反対の人たちが、ほとんど徹夜状態で取り巻き反対運動をやっている。ホントに頭が下がるよ。
昨晩は、飛び入りでタレントの石田純一も国会前でマイク片手に演説。演説の中で石田は過去の戦争の悲惨さを話したあとで、「戦争は文化ではありません!」と発言。年配のデモ参加者からドッと笑いが起きたという。
 
けれど、朝日新聞はじめ一部のスポーツ紙までが、石田が「戦争は文化ではありません!」発言の意味を理解していないで、記事を書いているので、ああ、そんなもんか。石田はがっかりしたろうな、とこちとらは、思ったよ。
石田発言は、マヌケな安倍が強引にやっている戦争法案と直接はない。が、説明しておこうか。
 
石田純一は「不倫は文化だ!」をもじって「戦争は文化ではありません!」
 
あれは、もう20年近く前の1996年、当時、石田には妻で女優の松原千明がいた。そして、現在タレントの松原すみれがまだ幼児だった。石田は、モデル・長谷川理恵と付き合っていて、“不倫の恋”と攻撃された。リポーターに直撃取材された石田は開き直って「不倫は、文化だ!」と発言したのだ。石田によれば、不倫関係から、いくつもの小説の名作が生まれたというのだ。
流行語みたいになった。
昨晩、石田はそれをもじって演説で「戦争は文化ではありません」と言ったのだが、若い記者には通じなかったのだ。
 
★NHKニュースは、安倍に洗脳されたおっちゃんのコメントをオンエアー!
 
昨夜、そして今朝のNHKのニュースを見ていて、こりゃあトンデモねーぞって腹が立った。
街で、といっても、いつもの新橋駅前でサラリーマンのおじさんのコメントを収録して、放送した半分以上が「日本の安全につながるのだから、集団的自衛権は必要だ」とか「抑止力になり平和が維持できるのだから」などと、すっかり洗脳されたおっちゃんのコメントを放送してんだから、安倍のポン友のアホの籾井をNHK会長にした効果は十分にあった。
 
もっとも、おっちゃん連中を顔出しでオンエアするとの条件でインタビューすれば、気の弱い連中は本心は反対でも賛成っていうかもな。
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いま目黒区議会は、9月定例議会の最中だ。9月末に議会終了後にまとめてYouTubeを使って報告するまえに、ちょっと中間報告します。

★769号 目黒区が、職員の痴漢事件で再犯だったことを隠蔽!こんなことでは痴漢を助長するだけだ!“ゆるふん”状態の職員が目立つぞ!
 
トンデモないよ、再犯だったのを隠すなんて。
このブログの前々号(767号)で、目黒区職員が痴漢事件で逮捕されたことを報告した。事件はつぎに当時に産経新聞を引用するので、ごらんください。
 
ぼくが、ブログで痴漢事件と報告したら、目黒区民の方からつぎのハガキが届いた。
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[ 須藤区議会議員様
  申し上げます。先日、東横線で痴漢行為で逮捕された砂塚主査ですが、6年前の武蔵小杉駅での盗撮職員と同日人物と聞きました。だとすると、再犯となるので、厳正な処分が必要だと思います。調査、よろしくお願いします。
   一目黒区民より ]
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電車内で女性の胸触った疑い 目黒区職員を逮捕 容疑は否認(産経新聞)
 
電車内で女性の胸を触ったとして、神奈川県警神奈川署は8月14日、県迷惑行為防止条例違反(痴漢)の疑いで、東京都目黒区防災課主査、砂塚英樹容疑者(49)=横浜市港北区菊名=を現行犯逮捕した。
 
同署によると、「酔って寝ていたので体に当たったかもしれないが、故意に触っていない」と容疑を否認している。
 
逮捕容疑は14日午前0時40分ごろ、東急東横線妙蓮寺-白楽間を走行中の電車内で、隣の座席に座っていた女性会社員(24)の右胸を着衣の上から触ったとしている。
目撃者の男性(34)が砂塚容疑者を取り押さえ、白楽駅で警察に引き渡した。
 
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★伊藤総務部長の議会への報告では、再犯を知りながら隠した!

逮捕直後に伊藤総務部長が、ぼくら議員に痴漢事件を報告したとき、逮捕された職員の砂塚英樹主査(係長)の今回の痴漢事件が2度目の逮捕の再犯であることにまったく触れなかった。目黒区民の方からの「逮捕された砂塚主査ですが、6年前の武蔵小杉駅での盗撮職員と同日人物と聞きました」の情報を確認するには、伊藤総務部長や中野人事課長に、ぼくが個人的に確認するより、委員会や本会議で確認するほうがいい、と考えその機会を狙っていた。
先週末にちょうどいい機会があった。
 
補正予算を審議する企画総務委員会で、区長・青木は、区政運営について財政基盤の裏付けが大事だ、と税金を集めたカネを基金として積む(現在137億円)ことばかりを強調する旨の発言を繰り返した。
そこで、ぼくは「区長は、区政運営に関して財政的基盤ばかりを強調する旨の発言をしたが、そんなこことはない」と前振りをして区職員の実態を述べた。
 
★区職員は、“ゆるふん”状態で、痴漢やマヌケの仕事ぶりだ!
 その責任は区長・青木が職員をしっかり統率できないからだよ
 
つぎのように痴漢事件を含めて、職員の実態の具体例を挙げた。
「区職員が昔ふうにいえば、ふんどしが緩(ゆる)んでいる。相撲はふんどしがはずれたら負けだ。職員が痴漢事件を起こしたり、平町の認可保育園では住民に説明せず、いきなり園児募集の区の広報新聞を発行した。近隣の住民が
怒るのが当然だ。
 
“ゆるふん”状態は、他にいくらもある。昨日のこの委員会では、契約課長が売却する区の伊東保養所の敷地(約600坪)についてトンチンカンの説明。入札の最低価格はいま明かせないというが、基本的な路線価でいくらなるのか?と質問しても答弁できず。
 
 
さらに、広報課長が前回のこの委員会で、目黒区のホームページの一日のアクセスが約5万件といったので、27万区民にしては多すぎる間違いではないか、とぼくが指摘して結果、約1万件であると判明。ところが、昨日、委員会を閉会する直前に広報課長は自分が間違いに気がついたように報告して、5万件を1万件に訂正したので、ぼくは怒鳴った。ぼくの名前なんかいいが、間違いの指摘があったのをなぜ言わないのか!と。」とぼくは実例を挙げたのだ。
 
ホームページを担当する広報課長が、正確なアクセス数を知らないなんて、職務怠慢のひでえよ。民間会社ならこんな間抜けなヤツはオシマイだぜ。
そんな職員の現状を列挙したあと、区民からの情報提供である痴漢事件の逮捕された職員・砂塚主査は再犯であると聞いた、というハガキ全文を朗読した。で、これは本当か?と質疑した。
 
★初犯は21年10月、武蔵小杉駅のエスカレーターでスカートの中盗撮!
 
すると伊藤総務部長は「平成21年10月に逮捕されています」と答弁した。ぼくが部長に逮捕されたとき、再犯であることがわかっていたのか?と聞くと部長は「はい、わかっていました」と答弁した。再犯であることを隠蔽したのである。部長は、被害者との和解の件が残っていたのでなどと言訳がましく言っていたが、そんなことは関係ない。痴漢の現行犯で再び逮捕されたのは事実だ。
 
まだ、処分されていないというが、再犯だから、重い処分になるのだろう、と聞いたら、部長は「再犯であることを加味して処分することになる」旨の答弁。
かつて薬師寺・前区長のとき、特命課長Kがやはり東横線で痴漢事件で逮捕されたが、1回目は区は隠蔽した。が、再犯のときは、新聞報道でバレちゃった。
昨日、中野人事課長に本会議場の前ででくわしたので、「痴漢事件の主査は、もう仕事をしているの?」と聞いたら、仕事をしているが、まだ処分はされていないという。
 
もし、区民の方からの情報提供のハガキがこなかったら、初犯の扱いで区は処分したかも?
 
★本日の決算特別委員会では、分割して随意契約の悪質手口を追及する!
 
今日も決算の特別委員会の審議だ。そこでもぼくは、職員の悪質な“ゆるふん”
問題を取り上げる。定期監査によれば、区の10数か所の部課で、購入部件の価格を分割して、随意契約で業者に発注していたのが発覚。この手口は、これまでに多くの国家公務員、地方公務員が汚職で使ったやり方である。
金額ややり方によっては、ただちに刑事事件になるほどの悪質な手口を追及するよ。

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