30年6月議会、区議・須藤が一般質問!
須藤甚一郎のYouTubeをご覧になる方は、
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★5歳の結愛ちゃんが虐待死されても、青木目黒区長は防止策を考えず!
ご存知のとおり新聞、テレビ等で報道され、さらに国会でも大問題として取り上げられているのが、目黒区幼児虐待死事件である。目黒区議会の6月定例議会に、目黒区民である宮内実太郎さんから、目黒区で起きた幼児虐待事件の再発防止策をどうすべきかの陳情が提出された。
★議会の文教・子ども委員会は全員一致で陳情採択!行政にハッパをかけた!
宮内さんの陳情提出について、多くの目黒区民が同意し、むろん私、目黒区議の須藤も賛成し、陳情事項の作成では、宮内さんに対して若干の意見を述べさせてもらった。陳情事項をまとめ、陳情者として提出したのは宮内さんである。
文教・子ども委員会の議員が、全員一致で採択し、青木目黒区長が責任者である目黒区行政へ陳情書を送付した。地方自治法の規定のとおり、目黒区は陳情に基いてやらねばならない。
2018年6月6日、東京都目黒区で虐待を受けたとされる船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)が3月に死亡した事件 で、警視庁はすでに傷害罪で起訴されている父親の無職船戸雄大容疑者(33)と妻を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕している。東京都には児童相談所が11か所あるが、目黒区を管轄しているのは品川児童相談所である。
★目黒区は独自にガンガンやれ!品川児童相談所まかせにしておいてはダメだぞ!
結愛(ゆあ)ちゃん一家は、目黒区に来る以前は、香川県にいた。そうした移動も虐待を防ぐことができなかった原因のひとつなったかも知れぬ。けれど、目黒区は品川児童相談所まかせにするだけではなく、独自に積極的に虐待防止をする方法は何かあったはずである。国も各地方公共団体も、いまになって大あわてして再発防止策にやっきになっている。
6月22日、目黒区議会に再発防止策の陳情が提出されるまでは、目黒区内で結愛ちゃんが虐待死されても、なにも防止策を立てることもしていなかった。トンデモないことだ。
陳 情 文 書 表
受理番号:30第6号
受理年月日:平成30年6月8日
陳情者 宮内実太郎
目黒区鷹番
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件名 目黒区幼児虐待死事件 再発防止策をどうすべきか
[陳情の趣旨]
すでに新聞・テレビ等で報道されているが、5歳の女児・裕愛(ゆあ)ちゃんが今年3月、目黒区のアパートで義父に殴られたのちに死亡。両親は保護責任者遺棄容疑で逮捕されている。
裕愛ちゃんがノートに書き残した文章の一部を紹介しよう。
「もうパパとママにいわれなくても、しっかりとじぶんから、きょうよりもっとあしたはできるようにするから、もうおねがい、ゆるして、ゆるしてください、おねがいします。ほんとうに、もうおなじことはしません・・・」
両親に強制して教えられた文章だというが、涙なしでは読めない。
幼児虐待死を再発させないために、どうすればいいのか。
東京都には児童相談所が11か所ある。目黒区を管轄しているのは、品川児童相談所である。
[陳情事項]
1 品川児童相談所と目黒区の子ども家庭支援センターのより一層の連携が必要である。
2 地域の民生児童委員と協力し、より十分な見守りが望まれる。
3 警察と子ども家庭支援センターが情報を共有し、素早く対応すること。
4 虐待の事案発生までに経緯をしっかりと検証することが必要である。
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