須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

698号 猪瀬都知事が5千万事件で1週間以内に辞職へ&日大芸術学部で講演!

2013-11-24 | 記 事
(11月22日、定例目黒区議会の初日に、須藤甚一郎が「区有施設見直し有識者会議の意見書」と中心に、55分間の一般質問をした。その内容と区長・青木の無責任答弁については、数日後にその動画が議会のホームページで公開されるので、そのときに詳しくお伝えします。)
 
★都知事・猪瀬に悪徳・徳洲会から5000万円!やっぱり、能無し、極悪人だったよ!都知事・猪瀬直樹は1週間以内に辞職するかも?
 
早かったねえ、これで猪瀬の都知事としての命は絶たれたよ。もう、猪瀬は都知事を辞職するしかないぜ。それが一番いい。ぼくは、猪瀬のインチキぶり、能無しさをよく知っているからね、昨年12月、猪瀬が都知事になったときだった。
常識知らずの能無しのバカタレ都知事は、ひょっとして1年間もたないのではないか、とぼくは思ったし、友人にそういってきた。
 
きっと猪瀬は、失言するか、過去の悪事で暴露されて、辞職に追い込まれると睨ん(にら)だのだが、オリンピック招致で開催候補のトルコの悪口を吐いて、国内外がら攻撃され、猪瀬は「ごめんなさい!」だと。
また、セフレだった女流作家が猪瀬が「横浜で酔って私のクルマを運転し、高速道の壁に激闘したが逃げた」と週刊誌に書いた。が、辞職はなかったものの、バカタレぶりが露見した。今回の5000万円供与事件は、そうはいかないぜ。
 
猪瀬は潔く、いまから1週間以内に辞職すれば、悪事が拡散するのを防ぎ、石原慎太郎前知事をはじめ大勢に迷惑をかけるのを避けられる。
また、公選法違反で捜査をする検察当局も、猪瀬が辞職すれば、捜査の手をゆるめて公選法違反として立件しない可能性もある。
 
★そもそも徳洲会は、前知事・石原慎太郎のタニマチだ!
 
そもそも徳洲会は、石原慎太郎の政治的タニマチなのは、有名だよ。慎太郎サンの最初の都知事の公約の一つに「都立病院の民営化」があった。都立病院を廃止して、徳洲会にやらせればいい、との考えだった。慎太郎と徳洲会の徳田虎雄の関係は、かつて悪事を一緒にやった田中角栄と小佐野賢治みたいな“刎頸(ふんけい)の友”なのだ。
 
今回の5000万円事件だって、徳洲会が猪瀬個人だけに5000万円を貸したなんて嘘っぱちが通るはずがない。猪瀬が都知事選に出馬したのは、慎太郎の後ろ盾があったからだ。5000万円について、猪瀬は会見で「資金提供ということで、応援してもうことになって」と発言しているように、選挙のために徳田のおやじは、大金を渡したのだ。
 
★猪瀬のように「ワイロを借金だ」というのは政界の常套句だ!
 
もし、猪瀬がいっているように「個人的な借金」なんかにしたら、「コノヤロー猪瀬!おまえが独り占めにするとは何事か!」って大もめだ。5000万円は石原を含めた周辺の重要人物へ差し出したカネと考えるのが常識だ。すでに、山分けしたが、徳洲会に虎雄の次男・毅衆院議員の選挙違反容疑で逮捕者がでたり、ガサ入れ(家宅捜査)が行われ、慌てて返金したとみるのが自然だろう。
 
猪瀬が能無しだから、記者会見のたびに、発言がくるくると風車のように替る。慎太郎をはじめ、周辺の人間は恐怖でいっぱいだろう。5000万円が徳田虎雄のガサ入れで押収され、徳田の妻が猪瀬から返金されたものと証言したという。
 
その時点で、すでに猪瀬に連絡が入っていたはず。で、猪瀬陣営の選挙慣れして公選法に詳しい者が「借りたことにして、返金してしまえば問題ない」とアホな猪瀬に助言したはず。でも、猪瀬がバカだがら、その筋書きを上手にいえず、発言がぐるぐると変わっているのだ。
 
賄賂を政治家が受け取るときの常套句は、「お預かりします!」だ。約束が果たせないときには返金する場合もあるからだ。そして、今回のように捜査の手が伸びてくる場合も、預かったことにしておいたものを返せば問題にならないからだ。そんな政界のイロハのイも、テレビに出ている新聞記者は知らないのだから、笑わせるぜって。
 
★石原慎太郎の人物鑑定は最低!橋下と猪瀬を信頼し赤恥かいた!
 
ぼくは、橋下が大阪府知事になったときから、インチキなヤツと見破って、徹底攻撃してきた。また、猪瀬についても、ノンフィクション作家としてや、「朝までテレビ」(テレビ朝日)で一緒に出演しときもそうだし、都の副知事、都知事になったときなど、インチキぶり、悪徳ぶりを知っているから、攻撃の手をゆるめなかったよ。
 
前都知事・石原慎太郎サンは、いま維新の会の共同代表だが、昨年都知事を突如、辞職して後継者に猪瀬を推薦したのはご存知の通り。慎太郎は、よっぽど人間を見る目がないんだね。橋下や猪瀬を信用して、その結果、慎太郎は赤恥をかいているのだから。橋下は、慰安婦発言など失言で人気失墜。もう相手にされない。そして今度は、金銭疑惑、汚職事件がらみの猪瀬だよ。慎太郎サン、どうする? そんな人間観察で、よく作家を60年以上もやってきたもんだ。
 
まあ、今後5000万円の真相について、捜査当局、都議会、新聞、週刊誌などが、どこまで猪瀬の悪事に迫り、辞職に追い込めるかだよ!
 
★猪瀬の5000万円事件をおさらいしておく!
 
ご存知のように、猪瀬の5000万円事件は、朝日新聞のスクープだった。11月22日の朝刊で「徳洲会、猪瀬側に5000万円 都知事選前。強制捜査後に返却」と1面で記事にした。で、テレビ、新聞はそのあと大々的に報道したのだ。
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猪瀬知事側 1億円要請 徳田虎雄氏「まずは5000万円」(抜粋)
2013年11月24日 07時00分(東京新聞)
 
昨年十二月の東京都知事選直前に、猪瀬直樹知事が医療法人「徳洲会グループ」から五千万円を受け取ったとされる問題で、猪瀬氏周辺の人物が徳田毅(たけし)衆院議員に「一億円を用立ててほしい」と依頼していたとみられることが、関係者への取材で分かった。徳田議員から相談を受けた徳田虎雄前理事長が「取りあえず五千万円」と指示し、猪瀬氏へ資金が渡ったという。
 
関係者によると、昨年十一月六日、猪瀬氏が知事選出馬のあいさつのため、療養中の徳田前理事長を訪問後、猪瀬氏周辺の人物が徳田議員に「選挙は何があるか分からない。生活の不安もあるから、何とかしてほしい」と一億円の提供を依頼。徳田議員が前理事長にこの意向を伝えると、前理事長は徳田議員に五千万円を議員会館で渡すよう指示したという。
 
猪瀬氏は二十三日、一億円の資金提供を徳洲会側に自ら要請したという一部報道について「一切ありません。こちらから、そういう今みたいな金額を要求した事実は百パーセントありません」と否定した。
 
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5000万円徳田議員から 猪瀬知事「個人の借り入れ」
2013年11月23日 07時09分(東京新聞)
 
昨年十二月の東京都知事選直前に、医療法人「徳洲会」グループから猪瀬直樹知事に五千万円が渡った問題で、猪瀬氏は二十二日の定例会見で、徳田毅(たけし)衆院議員から直接、現金で受け取ったことを認めた。場所は「議員会館だったかもしれない」と説明。猪瀬氏は借入金とした上で、借用書を作成したと述べたが、五千万円の返却を受けた徳田議員の母(75)は「借用書は知らない」と話していることが分かった。
 
猪瀬氏は昨年十一月に無利息、無担保で借りたとし「自分と妻だけが知っており、妻名義の貸金庫で保管していた」と説明。東京地検特捜部が徳洲会グループの関係先を家宅捜索した後の今年九月、猪瀬氏の秘書が、徳田議員の母である徳田虎雄前理事長の妻に会い、返却したという。借用書を作成したが、今あるかどうかは「分からない」と述べた。
 
これに対し、徳田議員の母は「借用書があったことは知らない」と話していることが二十二日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、五千万円は前理事長の娘二人ら計六人が逮捕された翌日の今月十三日、東京地検特捜部が徳田議員の母の自宅を家宅捜索して見つけた。
母は任意の調べに「知事に貸していたお金を返してもらった」と説明したという。母は周囲に借用書の存在は知らないと説明。猪瀬氏の秘書が五千万円を返却した際も「領収書を出していない」と話したという。
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「全部あうんの呼吸」…都知事・徳洲会の仲介者
 (2013年11月23日08時51分  読売新聞)
 
5000万円の「借入金」を巡り猪瀬知事と徳洲会側の仲介役を務めた団体代表が22日、読売新聞の取材に応じ、一連の経緯を語った。
団体代表は、猪瀬知事と徳洲会創業者の徳田虎雄・元衆院議員(75)の双方と面識があり、都知事選告示前の昨年11月6日、知事とともに神奈川県鎌倉市内の病院に虎雄容疑者を訪ねた。
 
この際、猪瀬知事は虎雄容疑者に「救命救急などに関して副知事在任中に取り組んできたことを一生懸命話していた」という。資金提供が決まった理由については「知事はお金の話は言っていない。その辺は全部あうんの呼吸」とする一方、「(虎雄容疑者に)あいさつに行くということは、何らかの応援を期待するということだ」とも話した。
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(注・読売新聞の仲介役は、毎日新聞の記事で新右翼団体「一水会」の木村三浩氏であるとことがわかる。記事の下線は須藤が付した)
 
(毎日新聞、11月23日)
東京都の猪瀬直樹知事(67)が、公職選挙法違反事件で幹部らが逮捕された医療法人「徳洲会」グループ側から昨年12月の都知事選前に5000万円の資金提供を受けていた問題で、猪瀬氏は22日の記者会見で「個人としての借り入れで、選挙に使うつもりはなかった」と釈明し、公職選挙法などには抵触しないとの見解を示した。
 
猪瀬氏によると、資金提供を受けたのは昨年11月。徳田虎雄・前徳洲会理事長が入院する神奈川県鎌倉市の病院を訪れ、知事選出馬のあいさつをした。その後、徳洲会側から連絡を受けて徳田氏の次男である毅衆院議員から現金で5000万円を受け取り、借用書を書いた。無利子・無担保だった。
 
場所は「議員会館だったかもしれない」と述べ、虎雄氏への訪問の際には仲介者として新右翼団体「一水会」の木村三浩代表が立ち会ったという。
受け取った現金は、妻(今年7月に死亡)名義の貸金庫に入れたまま使用せず、選挙後の今年1~2月に徳洲会側へ返済する旨を伝えたという。だが、妻の病気や徳洲会側の都合などで返済が遅れ、強制捜査後の9月になって特別秘書が現金をそのまま返却。この経緯を知っているのは「自分と妻だけ」で、選挙責任者や会計責任者にも伝えていなかったという。
 
 
猪瀬知事一問一答 (朝日新聞)11月23日 

質問 徳田虎雄氏から5千万円の資金提供を受けていたという話について、資金提供を 受けたのかどうかも含めて事実関係について聞きたい。
猪瀬「昨年の11月くらいに、石原前知事が突然辞めるということなので、ということで、あいさつ回りにあちこち行きました。そのときに徳田さんの方にも行きました。」
質問 あいさつ回りという趣旨か、資金提供のお願いをしたという趣旨か 。
「いろんなところに行きましたので、徳田さんのところでは資金提供を後日、という形に なってまいりました。 」
質問 知事からお願いしたのか 。
猪瀬「資金提供という形で応援してもらうことになったということです。」 
(注。この問答を読めば、猪瀬が5000万円を選挙応援で受け取ったのがわかる)
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前号の697号で、区有施設見直しの有識者会議の意見について、YouTubeで報告しました。また、意見書の全文をご覧になれるようにしました。まだご覧になってない方は、ぜひ見てください!

YouTubeご覧になる方は、アドレスをクリック。
第61回(1) 区有施設見直し 有識者会議意見書特集!&区長・青木が区民議会無視し会見!
 
第61回(2) 区有施設見直し 有識者会議意見書特集!&区長・青木が区民議会無視し会見!
 
区有施設見直しに関する意見書
表紙・あいさつ・目次(PDF:169KB)
附属資料(PDF:200KB)
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 ★日本大学芸術学部の所沢キャンパスで、1.2年生相手(約200名弱)に週刊誌について、90分間の特別講義(講演)をしました。最近のどの週刊誌でも取り上げた、ものもんたテレビ降板騒動、山本太郎の天皇への直訴などをきっかけにして、ぼくの46年間の週刊誌取材、執筆、編集の経験をしゃべりました。興味のある方はどうぞ!

20131114 日本大学藝術学部にて講演(1)
http://www.youtube.com/watch?v=GmLDxa-Hn6I

20131114 日本大学藝術学部にて講演(2)
http://www.youtube.com/watch?v=aanbkRgUXcI
 
20131114 日本大学藝術学部にて講演(3)
http://www.youtube.com/watch?v=0EB0hl89COg

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