★梨元勝の死はいわば“戦死”だった！
やっと更新する時間ができました。
すでにご存知のように、肺がんで闘病中だった芸能リポーターの梨元勝さん（ぼくら仲間は“梨さん”と呼んでいた）が、８月２１日午前５時１９分に入院中の病院で亡くなった。まだ６５歳だった。
肺がんと闘い、芸能ニュースをスクープ戦争で闘っている最中のいわば“戦死”だった。
ぼくにとって梨さんの死は、自分のおふくろや兄貴の死よりも大忙しだったね。
２１日午前５時過ぎに亡くなっていたのだが、なぜか梨元夫人が発表したかったため、２１，２２日中に確認がとれず。マスコミの報道はなし。
ところが、月曜日の朝刊で「東京中日スポーツ」が、第１面全部を使って「梨元勝死す！」と記事にしたので、まだ夜明け前から、ぼくの携帯電話は鳴りっぱなし。
テレビ朝日には、月曜、火曜の２日間で３回も呼び出されてインタービューを受けたほど。
テレビ、新聞、ラジオ、スポーツ紙、週刊誌など、合計３０件近くに梨さんの死についてのコメントをした。携帯電話でしゃべっていると、割り込み電話がじゃんじゃん入る。家の固定電話にも連絡が入る。で、仕方なく片手に携帯、もう一方の手で固定電話を握って同時にコメントしたなんてこともした。
昨日もまだ「プレイボーイ」誌の取材があったし、今日も午後には「毎日新聞」が梨さんの死をきっかけにテレビのワイドショー、報道番組の現況について記事にするというので、取材をうけることになっている。
テレビも新聞も梨さんの死を大きく扱った。何事にも派手で大騒ぎが好きだった“お祭り男”・梨元勝は、さぞ満足しているだろうね。でも、それを知ることができないのは可哀想だ。
★４月からｚ咳が止まらず、はじめは肺炎かと！
「BS１１」の衛星放送の番組「恐縮です！梨元勝」で、ぼくは月に１度、梨さんと一緒だった。今年４月から咳が止まらず、最初は「レントゲンで見ると胸に影あり、どうも肺炎らしい。しかし、熱がないのがおかしいと医者はいっているよ」と梨さんはいっていた。
で、検査入院して、組織検査をした結果、６月はじめに肺がんを判明し告知された。でも、告知後も１時間番組の「恐縮です！梨元勝」の収録を咳き込みながらもやったほどだった。
番組出演だけじゃない。肺がんを告知され、抗がん剤治療を受けるため入院した病院の個室を前線基地にして、抗がん剤の副作用で苦しみながらも、梨さんは病状報告を連日、ツイッターで発信。
ぼくは７月末にリポーター仲間の石川敏男さんと梨さんの見舞いにいった。梨さんはベッドの上で、テーブルに向かって座り、テーブル上にはパソコン、そして携帯電話が何台も置かれ、すぐ横にはファクシミリもある。スポーツ紙、週刊誌が山積みにされ、まるで週刊誌の編集部かワイドショーのスタッフルーム。
★弱音も吐かず、悲壮感もなかったが、３週間後に！
梨さんは、咳き込みながらも「梨元勝・芸能裏チャンネル」のスタッフに携帯電話で指令を飛ばすなど大忙し。
やる気マンマンで、弱音を吐くでもなく、悲壮感なんてまるでなかったね。ただ、個室の病室の中にあるトイレに「もう、歩いていけないので不便だ」といっていたのが気になった。けれど、まさか３週間後に息を引き取るなんて、ぼくらは考えてもみなかったよ。
梨さんだって、完治することを信じて、苦しい副作用に耐えて肺がんと闘っていたのだと思う。
★朝日新聞は、こう報道した！記事を紹介する！
梨さんの死を朝日新聞のインターネット版は、つぎのように伝えた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
梨元勝さん死去、６５歳 肺がんで闘病中
2010年8月23日10時39分
「恐縮です」「すいません」を連発して芸能界の裏側に迫った芸能リポーターの草分け、梨元勝（なしもと・まさる）さんが２１日午前５時１９分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。６５歳だった。通夜、葬儀は近親者で行い、後日お別れの会を開く。喪主は妻玲子さん。
１９４４年、東京生まれ。法政大学卒業後、女性誌「ヤングレディ」の記者となり、７６年にテレビ朝日系列の「アフタヌーンショー」の芸能リポーターに転身。当時のワイドショーの芸能コーナーは週刊誌の記事に論評を加える程度だったが、梨元さんは事件やスキャンダルの現場に必ず顔を出し、「恐縮です」と連発しながら芸能人を直撃する新たなルポスタイルを確立。「元祖突撃リポーター」の異名をもち、茶の間の人気を集めた。
８０年にフリーに。「モーニングジャンボ」など各局のワイドショーをはじめ、テレビ、ラジオ、週刊誌などで芸能評論家として幅広く活躍。チャールズ皇太子とダイアナ妃の離婚など、世間の耳目を集める話題は何でも取材した。代表的リポーターとして、ドラマにリポーター役で何度も出演している。２０００年からは函館大学の客員教授も務めた。
今年６月に肺がんにかかっていることを公表。闘病生活を送っていた。
関係者によると、病室にパソコン、ファクス、携帯電話、ｉＰｈｏｎｅを持ち込み、取材活動を継続。「がんと闘う著名人を何人も取材してきた。その生き方が同じ病で苦しむ人の励みになるんだから、僕の精神面も肉体面も全部伝えたい」と、ウェブサイトなどで病状を報告してきた。
１７日には、ツイッターに「こんばんは、なかなか寝付けません。しばらくテレビ見ます。一人でトイレ行けないのが辛（つら）いです。いつも応援メール本当にありがとう！ 励まされます。頑張りまーす！」と書き込んでいた。
◇
須藤甚一郎さん（芸能リポーター、目黒区議）の話
同じ女性週刊誌の記者だった梨元さんとは４０年来の友人。彼はよく言えば熱心、悪く言えばしつこいところがあって、取材できない相手に何十回も電話することがあった。どんなに迷惑がられても、熱意が通じた相手からは信頼を得ていた。
彼が先頭で旗を振っていたおかげで、どれだけ芸能界が盛り上がったことか。７月末にお見舞いに行った時には、まともに歩けない状態だった。それでも週刊誌の記事をファクスで取り寄せたりして、現場に戻ることを目指していた。突然亡くなり、本当に残念だ。
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★密葬だったので、きょうお焼香にいく！
梨さんの葬儀は、親類だけの密葬で行われ、ぼくらは参加できなかったので、今日の午後、梨元さんの自宅へ焼香のため伺うことになっている。
日を追うごとに、梨元さんが亡くなったことが悲しくてしょうがない。
そう、ぼくはこれまでに目黒区議選を３回闘っている。３回とも梨さんは、忙しいスケデュールをさいて、応援にきてくれた。
梨さんの名演説に多くの有権者は、聞きほれたものだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
★代表戦に小沢出馬！民主党は分裂する！
いま、民主党の代表戦に小沢一郎が出馬を表明して、大騒ぎだよ。菅直人VS 小沢一郎の一騎討ちだ。これは面白くなくぞ。結果によっては、民主党の分裂は避けられないよ。
菅はバカ者だから、党内もコントロールできず、小沢を出馬する気にさせた。そんなヤツは、ニッポンのために、まともなことができるわけないぜ、って。
（８月２６日１２：１０更新）
やっと更新する時間ができました。
すでにご存知のように、肺がんで闘病中だった芸能リポーターの梨元勝さん（ぼくら仲間は“梨さん”と呼んでいた）が、８月２１日午前５時１９分に入院中の病院で亡くなった。まだ６５歳だった。
肺がんと闘い、芸能ニュースをスクープ戦争で闘っている最中のいわば“戦死”だった。
ぼくにとって梨さんの死は、自分のおふくろや兄貴の死よりも大忙しだったね。
２１日午前５時過ぎに亡くなっていたのだが、なぜか梨元夫人が発表したかったため、２１，２２日中に確認がとれず。マスコミの報道はなし。
ところが、月曜日の朝刊で「東京中日スポーツ」が、第１面全部を使って「梨元勝死す！」と記事にしたので、まだ夜明け前から、ぼくの携帯電話は鳴りっぱなし。
テレビ朝日には、月曜、火曜の２日間で３回も呼び出されてインタービューを受けたほど。
テレビ、新聞、ラジオ、スポーツ紙、週刊誌など、合計３０件近くに梨さんの死についてのコメントをした。携帯電話でしゃべっていると、割り込み電話がじゃんじゃん入る。家の固定電話にも連絡が入る。で、仕方なく片手に携帯、もう一方の手で固定電話を握って同時にコメントしたなんてこともした。
昨日もまだ「プレイボーイ」誌の取材があったし、今日も午後には「毎日新聞」が梨さんの死をきっかけにテレビのワイドショー、報道番組の現況について記事にするというので、取材をうけることになっている。
テレビも新聞も梨さんの死を大きく扱った。何事にも派手で大騒ぎが好きだった“お祭り男”・梨元勝は、さぞ満足しているだろうね。でも、それを知ることができないのは可哀想だ。
★４月からｚ咳が止まらず、はじめは肺炎かと！
「BS１１」の衛星放送の番組「恐縮です！梨元勝」で、ぼくは月に１度、梨さんと一緒だった。今年４月から咳が止まらず、最初は「レントゲンで見ると胸に影あり、どうも肺炎らしい。しかし、熱がないのがおかしいと医者はいっているよ」と梨さんはいっていた。
で、検査入院して、組織検査をした結果、６月はじめに肺がんを判明し告知された。でも、告知後も１時間番組の「恐縮です！梨元勝」の収録を咳き込みながらもやったほどだった。
番組出演だけじゃない。肺がんを告知され、抗がん剤治療を受けるため入院した病院の個室を前線基地にして、抗がん剤の副作用で苦しみながらも、梨さんは病状報告を連日、ツイッターで発信。
ぼくは７月末にリポーター仲間の石川敏男さんと梨さんの見舞いにいった。梨さんはベッドの上で、テーブルに向かって座り、テーブル上にはパソコン、そして携帯電話が何台も置かれ、すぐ横にはファクシミリもある。スポーツ紙、週刊誌が山積みにされ、まるで週刊誌の編集部かワイドショーのスタッフルーム。
★弱音も吐かず、悲壮感もなかったが、３週間後に！
梨さんは、咳き込みながらも「梨元勝・芸能裏チャンネル」のスタッフに携帯電話で指令を飛ばすなど大忙し。
やる気マンマンで、弱音を吐くでもなく、悲壮感なんてまるでなかったね。ただ、個室の病室の中にあるトイレに「もう、歩いていけないので不便だ」といっていたのが気になった。けれど、まさか３週間後に息を引き取るなんて、ぼくらは考えてもみなかったよ。
梨さんだって、完治することを信じて、苦しい副作用に耐えて肺がんと闘っていたのだと思う。
★朝日新聞は、こう報道した！記事を紹介する！
梨さんの死を朝日新聞のインターネット版は、つぎのように伝えた。
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梨元勝さん死去、６５歳 肺がんで闘病中
2010年8月23日10時39分
「恐縮です」「すいません」を連発して芸能界の裏側に迫った芸能リポーターの草分け、梨元勝（なしもと・まさる）さんが２１日午前５時１９分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。６５歳だった。通夜、葬儀は近親者で行い、後日お別れの会を開く。喪主は妻玲子さん。
１９４４年、東京生まれ。法政大学卒業後、女性誌「ヤングレディ」の記者となり、７６年にテレビ朝日系列の「アフタヌーンショー」の芸能リポーターに転身。当時のワイドショーの芸能コーナーは週刊誌の記事に論評を加える程度だったが、梨元さんは事件やスキャンダルの現場に必ず顔を出し、「恐縮です」と連発しながら芸能人を直撃する新たなルポスタイルを確立。「元祖突撃リポーター」の異名をもち、茶の間の人気を集めた。
８０年にフリーに。「モーニングジャンボ」など各局のワイドショーをはじめ、テレビ、ラジオ、週刊誌などで芸能評論家として幅広く活躍。チャールズ皇太子とダイアナ妃の離婚など、世間の耳目を集める話題は何でも取材した。代表的リポーターとして、ドラマにリポーター役で何度も出演している。２０００年からは函館大学の客員教授も務めた。
今年６月に肺がんにかかっていることを公表。闘病生活を送っていた。
関係者によると、病室にパソコン、ファクス、携帯電話、ｉＰｈｏｎｅを持ち込み、取材活動を継続。「がんと闘う著名人を何人も取材してきた。その生き方が同じ病で苦しむ人の励みになるんだから、僕の精神面も肉体面も全部伝えたい」と、ウェブサイトなどで病状を報告してきた。
１７日には、ツイッターに「こんばんは、なかなか寝付けません。しばらくテレビ見ます。一人でトイレ行けないのが辛（つら）いです。いつも応援メール本当にありがとう！ 励まされます。頑張りまーす！」と書き込んでいた。
◇
須藤甚一郎さん（芸能リポーター、目黒区議）の話
同じ女性週刊誌の記者だった梨元さんとは４０年来の友人。彼はよく言えば熱心、悪く言えばしつこいところがあって、取材できない相手に何十回も電話することがあった。どんなに迷惑がられても、熱意が通じた相手からは信頼を得ていた。
彼が先頭で旗を振っていたおかげで、どれだけ芸能界が盛り上がったことか。７月末にお見舞いに行った時には、まともに歩けない状態だった。それでも週刊誌の記事をファクスで取り寄せたりして、現場に戻ることを目指していた。突然亡くなり、本当に残念だ。
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★密葬だったので、きょうお焼香にいく！
梨さんの葬儀は、親類だけの密葬で行われ、ぼくらは参加できなかったので、今日の午後、梨元さんの自宅へ焼香のため伺うことになっている。
日を追うごとに、梨元さんが亡くなったことが悲しくてしょうがない。
そう、ぼくはこれまでに目黒区議選を３回闘っている。３回とも梨さんは、忙しいスケデュールをさいて、応援にきてくれた。
梨さんの名演説に多くの有権者は、聞きほれたものだ。
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★代表戦に小沢出馬！民主党は分裂する！
いま、民主党の代表戦に小沢一郎が出馬を表明して、大騒ぎだよ。菅直人VS 小沢一郎の一騎討ちだ。これは面白くなくぞ。結果によっては、民主党の分裂は避けられないよ。
菅はバカ者だから、党内もコントロールできず、小沢を出馬する気にさせた。そんなヤツは、ニッポンのために、まともなことができるわけないぜ、って。
（８月２６日１２：１０更新）
