須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

770号 改訂版 参院も強行採決!総理安倍はやっぱり大馬鹿だった! 記事をクリップする

2015-09-21 | 記 事
★バカ総理・安倍が強引に戦争のできる法案を参院で可決!
 
「バカは死なきゃ治らない」の安倍総理与党が、本日午前2時過ぎに戦争のできる法案11本をまとめて衆院に続き、参院も強引に強行採決で通過させた。この際、バカの定義をしっかり覚えておこう。
 
国語辞書の中で、一番人気で言葉の定義が正確だし、ときには風刺や冗談までまじえて説明する「新明解国語辞典」(三省堂)で、「馬鹿、ばか、バカ」の見出し語を引いてみた。
「ばか(馬鹿)①記憶力や理解力が世間一般の人に比べてひどく劣っているととらえられること、人、様子。②社会通念としての常識にひどく欠けていること、人、様子。③どう考えても不合理で、納得のできないと思われること、様子。」
 
安倍晋三には、この定義の①から③まで、ぴったり当てはまるよ。安倍は、理解力が、世間一般の人に比べひどく劣り、集団的自衛権で日本がアメリカの戦争に参加するなど社会通念として常識にひどく欠け、どう考えても不合理で納得のいかない戦争法案を強行採決したのだから。
 
強行採決をストップさせようと、野党の議員諸君は、体当たりで体を張って頑張った。そうした野党議員をゲンコツで殴りつけいい気になっているのが、元自衛隊員のヒゲが売り物の“ヒゲの隊長”こと自民・佐藤議員。民主の小西議員にパンチをくらわした瞬間の写真が新聞に載った。
このアドレスのご覧になれる。
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150918-00000100-mai-pol...
野党は、自衛隊員がアメリカの戦争に駆り出され、殺されるのを防ぐために反対しているんだよ。その野党議員をヒゲの佐藤議員が殴ってどうすんの?マヌケだよ。
 
参院で可決したあと、安倍はつぎのように記者団に語った。
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安倍首相発言全文=安保法制

 安倍晋三首相が19日未明、安全保障関連法成立を受けて行った発言全文は次の通り。
 
 平和安全法制は国民の命と平和な暮らしを守り抜くために必要な法制であり、戦争を未然に防ぐためのものだ。子どもたちや未来の子どもたちに平和な日本を引き渡すために、必要な法的基盤が整備された。今後も積極的な平和外交を推進し、万が一への備えに万全を期していきたい。
 

また、参院においては野党からも複数の対案が提示され、議論も深まった。民主的統制をより強化する合意が野党3党となされた。与党だけではなく、野党3党の賛成も得て、より幅広い皆さまの支持の下に法案を成立させることができた。国民に誠実に、粘り強く説明を行っていく考えだ。
 -国民の理解は深まったか。
 まだまだこれから粘り強く、われわれ丁寧に法律の説明を行っていきたい。(2015/09/19-03:43

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やっぱり、安倍はバカだね。

安倍の話を解説しよう。
安倍:「平和安全法制は国民の命と平和な暮らしを守り抜くために必要な法制であり、戦争を未然に防ぐためのものだ」須藤コメント:嘘いうな!集団的自衛権は、日本が攻撃されたのではなく、同盟国のアメリカが他国から攻撃されたら、日本も戦争に参加するのだ。何が戦争を未然に防ぐだ。

 
・安倍「子どもたちや未来の子どもたちに平和な日本を引き渡すために、必要な法的基盤が整備された。今後も積極的な平和外交を推進し、万が一への備えに万全を期していきたい」須藤コメント: 憲法違反のアンポ法制を日本国民の過半数の意志を踏みにじり、強行採決したのが、「子どもたちや未来の子どもたちに平和な日本を引き渡すため」だと。嘘もいい加減にしろってんだ!安倍はオリンピック招致の演説で、福島原発はいまだに放射能に汚染された水を海へタレ流しにしているのに「完全にブロックされている」と大嘘をこきやがった。
 
 
 
・いついま生きているぼくらが、アメリカなどの戦争のとばっちりをくらうかわからず、危険極まりない集団的自衛権に同意して、何が子どもたちや未来の子どもたちに平和な日本を引き渡すだよ。いま生きている日本人は、戦争に巻き込まれて殺されてもいいってことか、おい安倍!
 

 

そして、続けて安倍は今後も積極的な平和外交を推進し、万が一への備えに万全を期していきたい」だと。安倍、あんたがトンデモない外交をやったため、イスラム国に身柄を拘束されていた日本人2人が焼き殺しにされたんだよ。そのことも忘れて寝言をいってるのか。
 

 

・安倍「与党だけではなく、野党3党の賛成も得て、より幅広い皆さまの支持の下に法案を成立させることができた。国民に誠実に、粘り強く説明を行っていく考えだ。
まだまだこれから粘り強く、われわれは丁寧に法律の説明を行っていきたい。」

 
須藤コメント:安倍は、与党だけでなく野党3党の賛成も得てというが、与党ヨイショの野党3党が賛成したって、どのメディアの世論調査でも過半数が、反対しているのだ。安倍は、新聞を読まず、テレビも見ていないのか。
 
 
・強引に憲法違反の法律を11本も議決しておいて、安倍は、これから粘り強く、われわれは丁寧に法律の説明を行っていきたい。」だって。安倍、嘘つきだけじゃない、頭の中が腐っておかしいんじゃないのか。
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安倍政権は強行採決で戦争法案11件可決!つぎは違憲訴訟のラッシュ!
 
安倍政権は、民意をまったく無視して日本が戦争できるようにする法案改正や新法をまとめて11件を強行採決で可決した。つぎに手ぐすね引いてまっているのが、違憲訴訟ラッシュだよ。すでに、日本弁士連合会は安保法制について違憲訴訟を提起すると公言したし、共産党をはじめ野党や地方公共団体や各種団体も訴訟準備を進めている。
 
ここで私(須藤甚一郎)が、昨年7月、総理・安倍は違憲な集団的自衛権行使を容認する閣議決定をした直後に無効確認の訴訟を提起したことを説明しておく。弁護士を代理人にせず、私が原告になり本人訴訟で、総理安倍晋三を被告にして訴訟を東京地裁に提起した。総理安倍晋三の集団的自衛権行使の閣議決定は違憲であり、無効確認確の訴訟であった。
 
★地裁「閣議決定は内閣の意思決定」、高裁「政策決定の一指針」と却下!
 
昨年8月4日に訴状提出。東京地裁民事部(小林宏司裁判長)は、1回も口頭弁論を開かず訴訟提起から17日後に、原告の訴えを却下した。
地裁の判断は行政事件訴訟法3条4項にあてはめ、
「原告が無効確認を求める閣議決定は、合議体の機関である内閣の意思決定であって、それによって直接国民の権利義務を形成し又はその範囲を確定することが法律上認められているものではなく、また、審査請求、異議申立てその他の不服申立てに対する行政庁の裁決、決定その他の行為でもない」ので却下。つまり、訴訟の対象にならないというのだ。
 
私はすぐに東京高裁に控訴した。地裁は閣議決定が違憲であるか否かをまったく審査してないからだ。
 高裁は「本件閣議決定は、原判決も説示しているとおり、合議体の機関である内閣において将来の政策決定の際の1つの指針とするためになされた意思決定であって、本件閣議決定自体によって直ちに国民の権利義務を新たに形成したり、変更したりするものではない」として却下したのだ。
 
地裁、高裁のこんな判決では、上告しても受理される可能性はないので、無駄だから上告はしなかった。当時、私のように本人訴訟で、集団的自衛権行使の閣議決定は違憲であるとして訴訟を起こした人たちは数人いた。その中に一番乗りだった元三重県職員で私と同い年の珍道世直さん(76)がいた。私たちはお互いに裁判を傍聴したり、訴状など関係書類の情報交換するなどした。珍道さんは、一審、二審ともに敗訴後、上告したが、受理したもののすぐに棄却された。
 
★違憲訴訟ラッシュを裁判所は判断するか?もう一度挑戦してみよう!
 
昨年7月、集団的自衛権の閣議決定後、すぐにでも違憲訴訟を起こすような発言をしたのは、松阪市の山中光茂市長だった。が、現在まで起こしていない。
 
時事通信の記事よれば、松阪市の山中光茂市長らが結成した市民団体が集団違憲訴訟を起こす準備を進めている。市長は「国民全体の訴訟として、裁判の場で闘いたい」と、賛同する地方議員らと1万人規模の原告団を目指して参加者を募っており、早ければ年内にも提訴するという。
 
安倍は戦争のできる国づくりのため、11件の法案を議決。昨年、私の違憲訴訟で地裁、高裁の玄関払い、つまり却下のときとは事情が大きく転換したので、もう一度挑戦する価値は十分にあるのだから。

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