Ｐｒｅｃｉｏｕｓ ｔｉｍｅ

昨日の練習もグラウンドはクローズ。
ＦＷはスクラム、ＢＫは全員で体育館へ移動。
ＤＦシステムの徹底が行われた後、ライン攻撃の確認。
僕は久しぶりにプレミアメンバーとしてラインを組んだ。
やっぱりスピード感やパスの精度が違う。
この段階では次のメンバーに入っているのかどうかはわからないが、やはりどういう仕事を与えられようが全力で取り組みたい。
昨日の練習は気持ち良かった。

ただ、練習前に個人的にジムでエアロバイク８０分、そして体育館でＢＫ練習。その後、走り込み。
練習が終わり、帰宅。
しかし昨日から住むホテルとはまだ駐車場を契約しておらず、シティ郊外の無料で停められる場所まで車を置きに。
そこから夜の街を走って帰ってきた。

昨日はずいぶんな距離を走った。
でもやっぱり精神的なものだろうか、プレミアで練習ができたので気持ちも落ち着き、駐車してからの数キロのジョギングも、いつものネオンサインが違って見えた。

こんな気持ちは久しぶりだ。

人は良くも悪くも慣れる生き物だ。
病気をしたとき、怪我をしたときに感じる「普通の生活に戻れるだけで幸せなのに・・・」という感覚も、普通の生活に戻るとその恩恵をすっかり忘れる。

もっと小さなことに目を向けよう。
プレミアでやれることがこんなに幸せなのだ。
普段のジムで汗を流せることも。
ＮＺでラグビーができることも。
本当に貴重で、本当に贅沢で、本当にかけがえのない時間なのだ。

だからこそ、後悔せぬよう全力で生きよう。
遊びも、勉強も、そしてラグビーも、なんにでも思いっきり全力で取り組もう。

ザーがマオリ代表に選ばれた。
ますます手強くなったが、マオリ代表とポジション争いができるのだ。
幸せじゃないか。