Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

しばしお別れ。

2005-03-20 | Weblog
明日はとうとう出発。
関空から17時30分に離日する。

神戸製鋼退団が決まってからの1ヶ月で僕の環境はがらりと変わった。
それは引越しに伴う環境の変化もあるが、心境の変化が一番だ。
NPC挑戦という無謀ともいえるチャレンジに備え、全て自分で準備しなくてはならなかった。
もちろんいろいろな人達の助けは必要だったが、受け入れ先チームを探すことから始まり、VISAの申請、住まいの確保、航空券の手配、そしてジムと契約してのトレーニング。
考えてみればチームに所属していれば全てチームが用意してくれるものばかりだ。
チームの海外遠征なんて何もしなくてよかった。
トレーニングも、その場所にさえ行けば最新のマシンが用意されていて、トレーナーがメニューを与えてくれる。そして無料のプロテインやサプリメントを摂り、シャワーを浴び、マッサージを受け、サウナに入って帰る。
今回の挑戦でどれだけ自分が温室に居たかがよ~く分かった。

ほとんどの海外の選手はこのような待遇を受けていない。
昼間は働き、後のトレーニングは全て私費を投じて行う。

それでも日本代表よりはるかに強い。
もしかしたら体格やスピードといった敗因要素よりも、このハングリーさ、言い換えればタフさの違いが日本代表と世界の壁なのではないだろうか。

この挑戦がどこまで通用するのかは分からない。
ただ、明日の出発を前に今言えることは、既に僕の中で何かが変わり始めているということだ。


追記
昨日はカネカの同窓会。
朝まで飲み明かした。
夜明けのサウナは心身ともにリフレッシュさせてくれた。
そして日本最後の日曜日は家族と過ごした。
睡眠時間3時間で丸一日、連休でごった返す海遊館をウロウロ。
自業自得とはいえ、非常にハードな一日を過ごした。
しかししばらく家族ともお別れだから、良い一日を過ごせたと思う。
子供たちはまだ良く理解できていないが、大きくなったら話してあげたい。
今回の挑戦で得た素晴らしい経験と、それを支えてくれた家族や友人のこと。
そしてお母さんのような理解ある女性を嫁に貰って欲しい。
あと運転がうまければ尚良い。



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