Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

本当に実話です

2005-04-14 | Weblog
本日、念願のお引越し!
これで缶詰生活から脱出できる。
次の家は既に決まってあるフラットからも近く、2週間後の再引越しにも便利。
気に入ればそのまま住もうかと。
場所はWt.EDEN。

僕の最初の想像はこうだった。
田舎に住むということもあり、気の良いおじさんとおばさん。
毎日羊や牛の肉と食べ切れないばかりの豪華な食事。
温かいスープ。
毎食楽しい会話を楽しみながら、たまにNZ独特の料理も出てきてビックリしたり。
昼間はおじさんの農業を手伝いながらNZならではの素晴らしい体験をし、夜は僕の日本での話やラグビーの話で盛り上がる。
「仁!このままここで暮らしちゃいなさい」とおばさん。
冬にはそのおばさんが寒いだろうからとマフラーを編んでくれる。
そして帰国の時は「ここを第2の故郷と思っていつでも帰ってきておくれよ」と涙の別れ。
帰国後もおばさんはついつい食事を3人分作ってしまい「あ、仁はもう帰ってしまったんだったわね。作りすぎちゃいましたよ。お父さん、仁は日本でも楽しく生活しているのでしょうね」そしておじさんは「そりゃ仁のことだ。楽しくやってるさ」と2人でポロリとくるのだ。

それがどうだ。
蓋をあけりゃ、毎日缶詰生活。
おっさんは無意味に切れるわ、会話どころか大事な練習日でさえ勝手に一人で行くわ。
昨日も新しいフラットメンバーに晩飯作るから食べていけと言われたのもかかわらず「今晩は最後の食事になるだろうし、おっさんにも話しないといけないから」と帰ったのに、結局おっさんは帰ってこなかった。
仕方がないからテーブルに置手紙をして寝た。
まかりなりにも2週間お世話になり、雨風はしのげたのだ。
できるだけ丁寧に、辞書を引きながら今までのお礼を書き込んだ。
そしたら朝、もうおっさんはどこかに出かけていてテーブルに置手紙の返信があった。
それには「家賃$350」とだけ書かれていた・・・

350円置いて出たろか!!!!






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