今が見頃の 「山吹」
山中で鮮やかな黄色の花が風にゆられる様は
「こちらにおいで」と優しく誘っているかのよう…
古来から親しまれてきた花で
歌にもたくさん詠まれています
山吹の 立ちよそひたる 山清水
汲みに行かめど 道の知らなく (高市皇子 万葉集巻二・158)
(山吹がほとりに咲いている山の泉。その水を汲みに行こうと思うのだが道がわからなくて…)
十市皇女(とおちのひめみこ)が亡くなった時に、高市皇子(たけちのみこ)が詠んだ歌
清らかな水が湧き出る泉
そのほとりに咲く黄色い山吹の花…
美しい情景が浮かんでくる歌ですが
「山吹」=「黄」、「山清水」=「泉」
合わせると、『黄泉』 となり
高市皇子が水を汲みに向かった先は「黄泉の国」であり
亡くなった十市皇女を探しに行ったのだが、見つからなかった…
と、いうような意味です
十市皇女が亡くなった時に詠まれたこの歌は
高市皇子が彼女に対する思いの強さと悲しみに満ちた歌なのではないでしょうか…
八重の山吹…
ですね。
金色だわ。
↓君が代のね
歌詞のとおり、地名が
残ってるんですよ。
その場所を辿る旅です。
・・はなこころ
この武市皇子の歌碑は、たしか檜原神社あたりに立っていましたね~
十市さんは中将姫と並ぶ古代の悲劇のヒロインですよね...
古代にはロマンがいっぱいです(^^)v
まばゆいばかりの輝きでしょうか…
「山吹色のお菓子」が欲しいところでです…
君が代の旅、
福岡にあるのですね~詠まれた場所が。
古代のロマンなんですね
美しさと、悲しさが
込められた寂しい歌です
十市皇女の母親は額田王
高市皇子の子は長屋王と
この時代は古代ロマンいっぱいです~
どこにもあるお話なのですよね~
ギリシャ神話では、オルフェイスに竪琴
山吹の花の見方が変わりますね~
似たような話が多いですよね
オルフェウスの黄泉の国の話も
イザナギとイザナミの話に似てますよね
読み比べると面白いですよね