うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

トラピックスツアー「九年庵秋の一般公開と佐賀紅葉めぐり」佐賀県神埼市⇒武雄市

2024年09月16日 | 旅行

 こないだ阪急交通社のツアーで「九年庵秋の一般公開と佐賀紅葉めぐり」日帰りバスツアーに参加したのである。(2023年11月22日)この旅は「Go!!佐賀旅販売補助金」が適用され、10,920円が8,720で販売されていました。さらに、当日限り有効の「2,000円クーポン」も付いているというお得感満載だったので、すかさず申し込んだものです。

 博多駅⇒九年庵⇒仁比山神社⇒武雄温泉物産館(佐賀牛焼きしゃぶ)とお買い物⇒御船山楽園⇒陽光美術館⇒慧洲園(抹茶と和菓子)⇒博多駅

 九年庵は、紅葉の時期しか一般公開されず、2023年は11月15日から11月23日の9日間です。この時期になるとTVなどで紹介されることも多いのですが、訪れるのは初めてです。堀川バスを利用しているのですが、trapicsのラッピングバスでした。尚且つナンバーが「8952」で「はんきゅーこーつー」だそうです。いすゞ自動車の新車っぽかたので車内は綺麗なのですが、若干座席のピッチが狭いように感じられました。飛行機のエコノミーシートみたいな感じです。

 博多駅の出発は「集合場所に車で向かっているが、渋滞のために遅れる」という参加者がいたため、予定より20分ほど遅れました。博多駅前出発なので公共交通機関を使うか、もっと余裕をもって来ないと皆の迷惑になります。貸し切りバスなので融通が利きましたが、新幹線や飛行機・船舶利用ならアウトです。

 入場に際しては、美化協力金500円(入場料ではない)の支払いが必要です。

 佐賀県神埼市神埼町仁比山1696

 なので、入場チケットは存在せず、このパンフレットがチケット替わりになります。ツアーなので、添乗員さんがすべて手続きしてくれるので楽々です。(有難いなあ)

 ゆるキャラいます。「くねんワン」と「くねんニャン」です。(まんまです)

 

 九年庵とは、佐賀の実業家「伊丹弥太郎」の別荘と庭園で、1995年に日本の名勝されました。現在は一般公開されていますが、先に書いた通り期間限定です。紅葉の時期なのですが、今年(2023年)は11月になっても暖かい日が多く、いまいち赤みが弱いのですが、それなりに紅葉している木もあります。

 なるべく人が写りこまないように写真を撮っていますが、大渋滞で交通整理の係員が多数配置されています。園内は一方通行で、ずずっと押し出されるように一周します。

「ゆっくり進んで下さい。後がつかえています」(というように、随時注意喚起されます)

 なかなか写真では、紅葉の表現は難しいです。

 ずるっと押し出され、隣の「仁比山神社」へ向かいます。こちらも「年に一回の特別御開帳」です。堂内の写真撮影は禁止なので、こんな感じということでご紹介します。

 なんか「アメリカンクラッカー」(カチカチカチと音が出る)みたいな音が断続的に聞こえる。一時は、めっちゃ流行ったおもちゃなのだが、今更やっているのか?と思ったら違った。(そりゃそうだ)この巨大な数珠玉のようなものを手繰ると、数珠玉が落ちてきてカチカチカチと音が鳴っていました。

 もう一つの目玉が「仁比山神社の大イチョウ」です。樹高約34.5m、根回り7.2mで樹齢約800年以上の巨木です。西暦1200年ころの日本だと鎌倉時代で、そのころ芽が出たのでしょう。

 さて、お楽しみの昼食です。武雄の「武雄温泉物産館」です。

 佐賀県武雄市武雄町昭和805

 一般の客もいますが多くは「団体客」で、2Fがお食事処になっています。

 すでに火が入っており、座ればすぐに食べられるようになっています。(次々に団体が入ってくるので手際がいい)

 佐賀牛、マジでめっちゃ美味いです。

 釜めしもすでに出来上がっているので、すぐに食べられます。これは良い食事をいただきました。(贅沢だったな)1Fが売店になっており、ここで2千円を使い切らないと無駄になるので、全員買い物へGoです。事前に貰っていたクーポンは、スマホに入れて電子クーポンにしてもいいし、この店では紙のままでも使えるので電子化しないほうが便利です。(他の店では電子クーポンしか使えない場合もあるので、そういう場合は電子化が必要)下手に電子化すると、支払いに手間取ったり操作が分からない人がいたりと、いろいろ大変な場合があるとのことです。

 腹もいっぱいになったら「御船山楽園」へ向かいます。入場料は600円ですが、ツアー代金に含みます。

 佐賀県武雄市武雄町武雄4100

 御船山というのは「300万年前、有明海から隆起してできた雄雄しい山」とのことです。その山麓が庭園になっており、紅葉シーズンには夜間のライトアップもされて賑わうところです。(今回は昼だけですけど)

 昔はロッククライミングをしていたらしいですが、国の登録記念物に指定されてから禁止になっています。

 ここも紅葉が有名なのですが、九年庵同様赤いものがあったり、緑のものがあったりです。やはり、ぐっと気温が下がる日が少ないと色づきも良くないようです。

 170年の大もみじがあるということなので、行ってみます。

 枝ぶりがいいですね。もっと奥には五百羅漢があるのですが、ツアーなので時間が限られています。池の一周くらいで、奥の方に行くと出発時間に間に合わなくなる恐れがある、という説明だったので引き返しました。

 最後の観光地は「陽光美術館」です。「横山大観」の富士山画と中国の陶磁器の展示です。美術館なので、写真はありません。庭園+美術館共通券:千円

 佐賀県武雄市武雄町武雄4075-3

 美術館の庭が日本庭園の「慧洲園」で、そこの店で抹茶と羊羹をいただきます。(ツアーに含まれます)

 抹茶をいただいた後は、日本庭園散策の時間がとられていますので、回ってみましょう。

 あれ、物見やぐらみたいなものがあるので行ってみましょう。(出発まで時間がある)

 これは、吉野ケ里遺跡南内郭にあったであろう物見やぐらを復元したものでした。櫓の上まで上ることができます。

 これにてツアーの行程はすべて終了です。