「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」「プリンセス・トヨトミ」と
独特の不思議ワールドが持ち味で、
その作品がことごとく映像化されている万城目学さんですが、
エッセイも出しています。
その初エッセイ集だという「ザ・万歩計」
子供時代から、学生時代、会社時代、はたまた執筆無職時代のエピソードから
または筆者の妄想ワールドまで、薄い本ながらも内容はみっちり。
特に秀逸だったのが「御器齧り戦記」
そう、ゴキブリとの戦いです。
奴らとの数々の戦い、そのネーミングに爆笑し、
奴らに対する対応パターンの分類に妙に納得し、
奴を責任を持って一人で倒したときに真の大人になるという言葉に感嘆を禁じえませんでした。
普段、エッセイの類は時間つぶしの雑誌感覚で文庫本を買い、
その9割は半年以内にまとめて売り飛ばしてしまう私ですが、
この本は読み終わった後も繰り返して読んでしまいました。
数年ぶりに本棚に保存するエッセイとなりました。
独特の不思議ワールドが持ち味で、
その作品がことごとく映像化されている万城目学さんですが、
エッセイも出しています。
その初エッセイ集だという「ザ・万歩計」
子供時代から、学生時代、会社時代、はたまた執筆無職時代のエピソードから
または筆者の妄想ワールドまで、薄い本ながらも内容はみっちり。
特に秀逸だったのが「御器齧り戦記」
そう、ゴキブリとの戦いです。
奴らとの数々の戦い、そのネーミングに爆笑し、
奴らに対する対応パターンの分類に妙に納得し、
奴を責任を持って一人で倒したときに真の大人になるという言葉に感嘆を禁じえませんでした。
普段、エッセイの類は時間つぶしの雑誌感覚で文庫本を買い、
その9割は半年以内にまとめて売り飛ばしてしまう私ですが、
この本は読み終わった後も繰り返して読んでしまいました。
数年ぶりに本棚に保存するエッセイとなりました。