ハミなし頭絡で楽しい馬生活!日本ビットレスブライドル協会

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蹄管理の実態2

2019年07月03日 | 裸蹄管理

という事で、前回の

 

を1つずつ検討しようと思います。

蹄の質

 日本に元々いた、道産子等の小さい馬たちは、全く蹄鉄なんかつけずに働いていました。重い荷をしょって山道を歩く場合には、馬わらじというのを履いていたそうで(藁を編んで作った、人用わらじの馬判)すが、これは1時間も履くとダメになってしまうので、そのたびに履き替える、そこで休憩、みたいになってたんじゃないかと思われます。こうした馬の蹄質は堅く、なかなか削蹄しづらいものだそうです。もしかすると、一生削蹄なんぞしないで済んでいたのかもしれません。対して、サラの蹄の柔い事~~。日本の馬の血でも導入すれば?なんて思っちゃいますが、そうするとサラじゃなくなっちゃうし。中間種はどうかというと、まあまあ、という感じ。蹄鉄を履くことが前提になってしまっているしなあ・・・・。

 で、どこもかしこも蹄病だらけなので、なんとかならんか、というオーナーの不安な気持ちに呼応するように、ものすごい数の蹄用品が出ています。今はネットでいくらでも検索できるので、調べてみると大変なことになってしまふ・・・・。しかし、それを大まかに分類すると、3種くらいか。

  1. 蹄に塗ったり、振りかけたりして「外用」するもの。各種蹄油やそれに準じた液体系・粘土系等々。これを更に分類すると
  • 蹄の維持管理目的:蹄油・粘土など
  • 蹄自体の強度を上げる目的で使うもの:ケラテックスフーフハードナー等。
  1. 蹄が綺麗に丈夫に生えてくれないかということで、栄養面からアプローチしようとする、食べさせるサプリメントなど。
  2. 蹄に対する治療目的の外用薬?に準じたもの。トラッシュバスター等。
という感じでしょうか。 


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