ハミなし頭絡で楽しい馬生活!日本ビットレスブライドル協会

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道具を消毒しないとこうなる

2022年02月11日 | 裸蹄管理

 道具の使い回しの結果、こんな訴訟沙汰が起きています。
これ、全世界の装蹄師・削蹄師・獣医師がやられる可能性高いですね~~~。自覚が足りないんじゃないかしらね。

 

パキスタン国籍男性が国を提訴『入管の電気カミソリ使い回しでB型肝炎に感染』と主張
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/mbs_news/nation/mbs_news-GE00042431



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4 コメント

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少し気になっていることがあって (みどり)
2022-03-28 01:44:50
蹄病ではないので場違いかもしれませんが、
もしよければお答えください。
個人的に応援していた馬がウォブラー症候群に罹ってしまいました。
どんな病気か調べてみましたが、原因は虫だとか先天性なものだとか錯綜していてよくわかりません。
とりあえず若い馬に多いということと、予後が余りよろしくないということしか理解できませんでした。
どうすれば予防できるのでしょうか。
遅くなり申し訳ございません。 (管理人)
2022-04-15 21:58:51
遅くなりまして申し訳ございません。
当方は小動物臨床が主な仕事ですので、この症候群については、犬の疾患としての理解をしておりますが、基本的には超大型犬に起きやすいとされています。病態の実際は、頸椎での脊髄圧迫で、一種の脊椎ヘルニアのようなものですが、その原因がヘルニア輪ではなく、脊椎そのものの変形や変位なので、治療が難しくなります。首を動かさずに一生暮らすことはできませんので。
馬の場合、特にサラブレッドは先天的な頸椎異常を抱えている馬が一定の割合でいるようです。その上に、ハミをかけて首に様々な外的負担を強いるわけですから、発症リスクは高いと考えます。この場合、脊髄圧迫が起こる結果、頸部痛だけでなく、体の麻痺等も起きますし、最終的には脊髄壊死がおきてしまい、そうなるとどうにもなりません。
若馬に発症しやすいのは、先天要因であること、脊椎等の骨がそもそも成長中で柔らかいことが要因ではないかと思います。
予防と言いますが、現在の競走馬の調教のあり方(若いうちにあれこれきつい運動を課す)では不可能でしょうし、また、頸椎に異常のある馬は繁殖に出さず淘汰すべきだと思いますが、全くその辺が重視されない状況でもありますので、なにもできないでしょう、というのが現在での結論になります。
残念ですが、家畜に対してやれる事、特に神経疾患については本当に限られています。
ウォーブラー症候群についての解説をリンクしていますので、ご参考まで。書かれているのは犬についてですが、馬でも同じです。
リンクについて (管理人)
2022-04-15 22:00:54
リンク先はこちらになります。
https://aikawavmc.com/specialize/?specializeId=29
よくまとまっていますので、お読みください。
Unknown (みどり)
2022-05-31 11:12:45
コメント返信ありがとうございます
先天的な要因が原因では治療は難しそうですね
おそらく私の見ていた馬も予後はよくないのでしょう。
悲しいですが、しょうがないですね

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