トワイライトエキスプレス瑞風が走る

　私の趣味の一つに前回も書きましたが鉄道があります。そんなに過激な活動はしていません。小さい頃から車や鉄道を好きなままおっさんになりました。鉄道模型を少しばかり持っています。大半は見えていた頃に知っている国鉄の模型を集めています。
先日大枚をはたいてトワイライトエキスプレス瑞風を買いました。ジョーシンのポイントでだいぶ助けてもらいました。やはりどんな格好をしているのかを知りたくて買いました。
買ったら試運転をせねばなりません。ところが休みの都合と場所がなければなりません。私が持っているのはNゲージでプラレールのようにどこでも走らせる訳には行きません。フローリングがあればいいですが我が家にはありません。畳の部屋も大丈夫なのでそれは十分クリアできます。しかしカーペットを敷いていてアウト。カーペットの上で走らせると埃が入り故障につながります。はて困ったと思い頭にひらめいたのは座敷机です。なんとかカーブのレールが敷けます。直線のレールは１本しか入れられませんがそれは辛抱。
中学の時に買ったレールを並べます。どんな古いレールを使ってんねんと思われますが今売っているのと色が違うだけで構造は同じです。小学生の時に買ったのはすぐに継ぎ目が外れ使い物になりませんでした。
そしてレールを磨きます。今はシンナーを配合したクリーナーが売られていて布に少し染み込ませてレールを拭きます。昔はこんな便利な物が無くて目の細かいサンドペーパーで磨いていました。
いよいよ試運転です。モーターのある車両１両だけを線路に乗せてゆっくり動かします。調子よく走る箇所と止まってしまう場所があります。止まった場所は再度磨きますそうしたらスムーズに小判型の線路を何回も走るようになります。
そこでいよいよ真打の登場です。瑞風は実に静かに走りました。凝っている人は板にレールを固定して人や建物を置いて楽しんでいます。この頃ええおっさんが始める趣味らしいです。あほな世界を堪能しましたでしょうか。