「山」のアンテナ全壊の「不運」は、月末までに 160mだけは復旧して WW-160 を楽しみたいと思っていたが、天候及び気力が追いつかず、月末近くなっても、手つかずの状態のままである。「言い訳」を並べる悪い癖があり、幾つか挙げてみた。「160mは今シーズンは昨年までより良くないようだ。」「アンテナは再建したとしてもアンプのメンテは間に合わぬかも知れない。」「今年は雪が多く駐車スペースの除雪も難儀と予想される。」そして「寒い。」などである。
アパートでは「幸運」も有り(と記すよりは、あるべき姿に少しだけ戻った、が正確である。)昨年まで強力なノイズで全く使用できなかった14MHz以下でも、今年は今の所 S=1~4 まで弱くなり、数年前に戻っていた。したがって、今年は、アパートにて WW-160 を聴いてみたい。「聴こえない」「飛ばない 」のは当然だが、暖かい部屋で、場合によっては熱燗をと、考えると、当たり前の選択とも思える。
ところで、アパートでの160m 、以前はベランダの釣竿に自作チューナーを使っていたが、バンドが使えなくなった事もあり、チューナーに使用していた部品の一部を「山」の機械に流用してしまっている。「山」から取戻しも芸がないし、今回は、オートチューナー内蔵のトランシーバーを使うので、エレメントに若干細工し誤魔化しが出来ないかトライしてみた。
まずは、現行のまま、5m 程度の釣竿にヘリカル状に絡ませらIV線を 3m程度の同軸ケーブルで室内に引き込んで、直接トランシーバーに接続してみた。デップメーターでは12MHz に同調している。(アースは屋外側でケーブルの外側に 3~20m程度の Iv線 10本程度をベランダに這わせて接続している。)この場合 チューナーを入れ7~18MHz で、見かけ上 SWR が下がった。
次は、エレメントの最下部に、とりあえず手元にあった13μHと書いてあるコイルをつないでみた。(効率的には、出来るだけ上部の方がよい様に思えるが、季節風の激しい集合住宅のため、機械的な安全を優先した。)ついでに、エレメントの最上部、相当腐食していたアルミ線を、手持ちの関係で銅線に変更、少し長さが余ったので、直径 30cm位で三つ葉のクローバー状にキャパシティハットを付けてみた。(以前のテストでは、蚊取り線香状に付け効果があった気がした。)この時点で 3.8MHzに同調、80m 以外はチューナーを入れても SWR は高かった。
直感的に、もっと大きなコイルをと、1Lのペットボトルに1mmのウレタン皮膜線を、これまたあるだけ巻き、測定の結果、同調点が 1.86MHz付近だったので、2ターンを追加し、1.820MHzに合わせた。
予想外だが、チューナー無しでも SWRは 1に近い。アンテナ自身のインピーダンスは、相当低いはずで、接地抵抗が高いと判断すれば、効率は良くないと思われ、宿題のひとつとなった。また、着雪時は 20kHz程度同調周波数が下がったが、ここ日本海沿岸では極端なことは少なく、チューナーで逃げるとした。また、コイルを入れたままでチューナーで 14MHzでも SWR は下がったが、いつもより信号が弱い様な気がする、実用にならない場合はコイルをショートにて対応と思っている。
さて、26日夜及び翌朝短時間ながら「試し撃ち」をしてみた。ベアフットで、BU2、HL2からレポートが返ってきたが、そのほか「山」からは比較的簡単に QSO出来ている北米西部、アジアロシア西部でさえ反応無し。また聞こえる局が少ないが呼ぶ局も聞こえないので QRV自体少ない、つまり状態は良くないと、前述の「言い訳」は当たっている事にした。
某前大臣の冗談は通じなかったが、私は「コンデションが悪い・・これさえ覚えておけば・・」と自分の非力さから逃げているが、月末は「山」で手がかじかんでキー打ちに苦労するより、暖かい部屋で一杯を選ぶことになりそうだ。
アパートでは「幸運」も有り(と記すよりは、あるべき姿に少しだけ戻った、が正確である。)昨年まで強力なノイズで全く使用できなかった14MHz以下でも、今年は今の所 S=1~4 まで弱くなり、数年前に戻っていた。したがって、今年は、アパートにて WW-160 を聴いてみたい。「聴こえない」「飛ばない 」のは当然だが、暖かい部屋で、場合によっては熱燗をと、考えると、当たり前の選択とも思える。
ところで、アパートでの160m 、以前はベランダの釣竿に自作チューナーを使っていたが、バンドが使えなくなった事もあり、チューナーに使用していた部品の一部を「山」の機械に流用してしまっている。「山」から取戻しも芸がないし、今回は、オートチューナー内蔵のトランシーバーを使うので、エレメントに若干細工し誤魔化しが出来ないかトライしてみた。
まずは、現行のまま、5m 程度の釣竿にヘリカル状に絡ませらIV線を 3m程度の同軸ケーブルで室内に引き込んで、直接トランシーバーに接続してみた。デップメーターでは12MHz に同調している。(アースは屋外側でケーブルの外側に 3~20m程度の Iv線 10本程度をベランダに這わせて接続している。)この場合 チューナーを入れ7~18MHz で、見かけ上 SWR が下がった。
次は、エレメントの最下部に、とりあえず手元にあった13μHと書いてあるコイルをつないでみた。(効率的には、出来るだけ上部の方がよい様に思えるが、季節風の激しい集合住宅のため、機械的な安全を優先した。)ついでに、エレメントの最上部、相当腐食していたアルミ線を、手持ちの関係で銅線に変更、少し長さが余ったので、直径 30cm位で三つ葉のクローバー状にキャパシティハットを付けてみた。(以前のテストでは、蚊取り線香状に付け効果があった気がした。)この時点で 3.8MHzに同調、80m 以外はチューナーを入れても SWR は高かった。
直感的に、もっと大きなコイルをと、1Lのペットボトルに1mmのウレタン皮膜線を、これまたあるだけ巻き、測定の結果、同調点が 1.86MHz付近だったので、2ターンを追加し、1.820MHzに合わせた。
予想外だが、チューナー無しでも SWRは 1に近い。アンテナ自身のインピーダンスは、相当低いはずで、接地抵抗が高いと判断すれば、効率は良くないと思われ、宿題のひとつとなった。また、着雪時は 20kHz程度同調周波数が下がったが、ここ日本海沿岸では極端なことは少なく、チューナーで逃げるとした。また、コイルを入れたままでチューナーで 14MHzでも SWR は下がったが、いつもより信号が弱い様な気がする、実用にならない場合はコイルをショートにて対応と思っている。
さて、26日夜及び翌朝短時間ながら「試し撃ち」をしてみた。ベアフットで、BU2、HL2からレポートが返ってきたが、そのほか「山」からは比較的簡単に QSO出来ている北米西部、アジアロシア西部でさえ反応無し。また聞こえる局が少ないが呼ぶ局も聞こえないので QRV自体少ない、つまり状態は良くないと、前述の「言い訳」は当たっている事にした。
某前大臣の冗談は通じなかったが、私は「コンデションが悪い・・これさえ覚えておけば・・」と自分の非力さから逃げているが、月末は「山」で手がかじかんでキー打ちに苦労するより、暖かい部屋で一杯を選ぶことになりそうだ。