現用カードはデータのみ記載の、極めて面白みがないうえ、JARLの規格より少し小さい。JARLに「もったいないのでそのまま使用」の打診でOKだったが、用紙の在庫も減ってきて、今回、新たに制作してみることにした。
ついでに「ハムログ」からの印刷も、相手局またはマネージャーがJARL転送枠に振り分けて出るように、また同一局との複数QSOsは同一カードに印刷としてみた。
もっとも、カード制作・印刷は業者に発注すれば、きれいで安い。プリントも「ハムログ」のソフトに手を加えることで可能であろうし、最近のログソフトはQSLマネージャー等オンラインで自動的に、印刷してくれるようだ。
そんな中、あえて自作にこだわったもう一つの理由は、無銭家としてはありがたい「フリーのソフト」で遊んでみたかった。
具体的なソフトは、カードの原稿制作に、「Photoshop」代替「PhotoFiltre」、「Ｉllustrator」代替「Gimp」（以前のバージョンではバグもあり使いにくいとの噂もあったが10月1日バージョンアップ版では快適に動いた）を使用した。
また、プリントには、コクヨの「合わせ名人」を使用、これは外部データの取り込みが出来るため「ハムログ」（QSLマネージャーを、Remarks欄等に入れておく。）からファイルを「Excel」（これも「OpenOffice.org Cale」を使えば、全てフリー版使用となるが、「Excel」はこのP/Cに入っているので使用した。）に取り出し、IF関数にて分類してみた。
まだ改良したい点も残るが、年間1,000 QSOs程度の実績の私には、フリーソフトで、そこそこの遊びができたと思われる。
