Amateur Radio Station JA7KQC

DX 自作を愛するアマチュア無線ブログ

「QRSS」モード シミュレーション

2009-12-23 09:27:51 | DX
<link rel="File-List" href="file:///C:/DOCUME%7E1/AJC/LOCALS%7E1/Temp/msoclip1/03/clip_filelist.xml"><style> </style>

この時期、無線をやりに「山」に向かおうとすると、寒さもさることながら駐車スペースなどの除雪なども面倒でつい足が遠くなる。アパートでは強風で釣竿アンテナでさえ建てられない時もあり、ストレスがたまるので、擬似交信をして遊んでみた。<o:p></o:p>

「山」をサボっているので160mさえまだまだヒヨコの粋を脱出出来ていないのに、2200mバンドへの浮気しようと悪い癖が出てきて「QRSS」モードがあると知ってしまった。<o:p></o:p>

QRSS」モードは「単に遅いCW」ながら「耳で聴こえない微弱信号」であってもパソコン使用とはいえ「受信出来るらしい。<o:p></o:p>

 今回はこれをシミュレーションしてみた。<o:p></o:p>

原理は「ノイズは受信帯域が狭い程少ない」との単純な発想に基づいていると思われる。<o:p></o:p>

偉そうなことを書こうとおもっていたが、この辺りは、ON7YD、JH1GVYさん等のサイト(今回のシミュレーションに使用のソフト等もこれらのサイト経由でダウンロードした。)を閲覧させてもらっただけなので、結論だけ引用させてもらえば 最適バンド幅をBとして ( B=0.833×WPM ) Hzとのことだ。通常のCWである12WPMに比べ、例えば、短点10秒の極端に遅いCWだと、SN比20dB改善となる計算だ。勿論、欠点もあり、交信に時間がかかり、大陸間用とされている、短点120秒のCWではコールを打つだけで数時間かかる計算となる。<o:p></o:p>

 シミュレーションは、QRSS発生ソフト「QRS」をQRSS-3に設定、符号をFT-102S(この選択は間違いだったが、手元にあった機械を使った。)で10149kHzの送信を、TS-850Sで受信し解析ソフト「Argo」に表示させるという、無線家らしく電波を介した。(無駄とも思ったが期待してなかった事も見られた。)

<link rel="File-List" href="file:///C:/DOCUME%7E1/AJC/LOCALS%7E1/Temp/msoclip1/04/clip_filelist.xml"><style> </style>

送信アンテナはダミーを、受信はベランダに倒したままの釣竿アンテナを使用した。まずは送信して「受信のヘッドフォーンでは信号が判らなくなる」まで、送信パワーを絞った。さらに受信で18dBのアッチネーターをONとした時の「Argo」の画面が下となった。<o:p></o:p>

「ナンダコリャーーー」と言われそうだ。上の図は、ブレークインの時(「QRS」からKEY出力のみ取ったが、PTTは省略している。)短点3秒間でも15Hzも、また下の図は、PTTを手動でONのままだが1分間に5Hzも、QRHが映ってしまった。(FT-102Sの名誉の為記すと電源ON後数分でした。)しかし「耳で聴こえない微弱信号」を「しっかり捕らえる」目的は達成できたと思う。<o:p></o:p>

QRSS-3は理論上、普通のCW 12WPMと比較14.8dB SN比改善となるようで、今回のテストでの数値的な信頼性は別としても(または私の耳が悪いかも。)「QRSS」はいっそう魅力を感じた。




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2200m帯 初めてアマチュア無線の信号を受信

2009-12-16 14:47:16 | DX
12月15日、約50km離れているJA7NI 冨樫さんから、ローカルのBBSでQSOの打診をしていただいたが、まだ準備不足、また免許地に行けなく、とりあえずアパートで聞いてみることにした。
以前テストしてみた様に、釣竿アンテナに、可変コイルを直列に入れ、TS-850Sにつなぎ、コイルのコアを廻しノイズの最大点に合した。
冨樫さんのQRV予定は19JSTなので少し前に待機すると、136.5kHzのCWで「VVV DE JA7NI」が聴こえた。強い、釣竿アンテナでSメーターは8を振っていた。その後10分間のCQに応答はなかったものの、受信レポートはJA5 からもあったようで、EIRP 1Wとはいえ、冨樫さんの効率の良いアンテナ言うまでも無いが、「意外に良く聴こえた」のが第一印象だった。
これならば、免許地は、距離は倍位となり、電界強度は距離の2乗に反比例したとしても、アンテナはアパートよりは効率がよくノイズも少ないだろうから、少なくとも「何時まで経っても何も聴く事が出来ないことは無い」と思えた。「聴こえる」と「飛ぶ」は別だが、はやく初QSOを目指したい。
一番小さいアンテナでの受信記録です」と言われて喜んだアパートの図です。




WW-CW 160m雑感

2009-12-03 18:25:57 | DX
自分の能力不足を棚に上げて書かせてもらえば「コンデションは悪かった。」となる。
「逆Lもどき」アンテナにラジアル・アースの追加(接地抵抗が下がったと思いたく、SWRは若干上がりチューナー使用)及び、球のボケと電源電圧降下での送信パワー不足には応急○秘対策(合法だが公開はベターでないと判断)で、免許の8割程度は確保、またロギングソフトの用意と、それなりの準備はしたつもりだったが「グッドコンデション」は準備出来なかった。HI
結果は、HC8GR、OH0Vのニューはうれしいものの、全体に弱く、聞こえる局が少ない上、聞こえたにしても以前QSO出来ている局にさえ届かないことも多く、消化不良に終わった。
途中、気が付いたことで、BY、VR2、KH2は最初「逆Lもどき」(EU向け3dB程のゲインがある計算)で何回呼んでも反応が無く「逆V」(一応、指向性が有るとしたら南北向けだが、給電部10mで、ほとんど天井に発射されている計算)に切り替えたら、割と楽に出来た。これは以前も経験しているが、今回は、差が顕著に出た。お陰でVK9XWはどちらでと迷って出来なかった。HI。この時もう少し長く聞いていれば、経験出来たかも知れないが、今回は、受信時「混変調」でほとんど困らなかった。「混変調」なんて、近年の機械では死語となっているのかな、フロントエンドの直線性が良くなければ、逓倍・混合器となり、例えば1821kHzを聞いていて、1822kHzと1823kHzに強力な信号があれば、1822×2-1823=1821であり「幻聴」が出来るのが我愛機と自慢(?)だったはずだが、今回は、そんな場面すら少なかった。
「ぼやき」を並べても仕方が無い、CQ-WW-160に期待しよう。