この作品、2月に公開作品でしたが、
東京でも上映館数が3箇所と非常に少ない作品でした。
なんと!地元でも遅れてですが2週間限定で公開されることになりまして
(映画館の廊下に貼ったポスターを見て、上映を知り発狂したら、夫にどん引きされました)
でもね・・その位、楽しみにしていた作品♪
待ちに待った、公開初日(3回しか上映回数なし)に18時の回に
夕飯を仕度して、一人行って来ました。
もしかして?貸切??と思いましたが、もう一人後から来ました。
人生2度目の貸切になるか?と期待しましたが、残念(笑)
そもそもこの作品に興味を持ったのは、キアヌが脇役で出ていた
『サムサッカー』と言う作品がお気に入りだから。
小粒ながら青春の甘酸っぱい感じや、
主役の多感な少年はもちろんですが、母親の生き方(悩み)に共感したので
初監督だったマイク・ミハイル監督さんに興味をもっていたから。
さてさて、本題の感想ですが・・70代を越えた
クリストファー・プラマーが未だに色っぽく、人生を楽しんでいる姿に感銘。
決して平坦な人生でなく(時代的にも)、ようやく自分の本能のままに
生きる決意をした姿が、もぉ・・素晴らしい。
アカデミー助演男優賞の最年長記録を作り、獲得しましたが
納得です。
主役は38歳になっても両親の夫婦生活がトラウマで
恋に臆病なユアン・マクレガー。
ナイーブな役が可愛かったです。
ちょっと、なぜそこまで臆病かなのかは
自分には共感が薄かったかな。
お父さんの生きかた(ゲイ・カミングアウト)がインパクトありすぎて
臆病な息子の恋は地味に感じてしまった(笑)
母親は本当にちょっとしか出ませんが(主人公の記憶として)、
彼女の生き方、哀しみに感情移入しちゃいました。
最近、私の中で1押しの女優さんが、メラニー・ロラン。
最近私が観た作品で、(『恋は3000マイルを越えて』『突然、みんなが恋しくて』)
不思議少女の役が続きますが、今回もそんな感じ。
自由人でつかみ所のない魅力を振りまいています。
こちらの作品でもU^ェ^Uが活躍。
「アーティスト」と同じ、ジャック・ラッセルテリアです。
犬との心の中での会話のやり取りが、可愛かったです。