PSP向けアダルトビデオがもたらす効果とは。

日本のアダルトDVDメーカー2社（h.m.p，GLAY's）が、自社の人気作品をソニーのUMD規格(PSPで再生するためのハードの規格です)で来月からリリースする計画を発表したのだそうです（こちらの記事[hotwired]参照）。ゲームを出すのではなく、映像ソフトをリリースするのだそうで、ソープ系とか看護婦ものとか巨乳系とか出すっぽいです^^;　


リンク先の記事ではあたかもソニー側が意欲的にアダルトコンテンツに乗り出したかのように書かれているのですが（「PSPがアダルトビデオ市場にアプローチするというのは」なんて書かれちゃってますけど…）、当のソニー側は困惑している様子で（こちらの記事[毎日]参照）、「望ましいことではないが、発売を止める権限はない」と、SCEがコメントを出しています。


確かにPSPは子供のユーザーも多いので、アダルト業界の参入はイメージダウンにもつながりかねない事だとは思うのですが、案外アダルト業界の参入が「PSPはゲームだけじゃない」という事を広く認知されるきっかけになるのかもしれませんね。PSPは高性能なポータブルゲーム機としてはかなり知られている部分があるのですが、音楽や映像も楽しめるメディアプレーヤー的な部分についてはあまり知られていないと思いますし、ガンダムＳＥＥＤ等のアニメ作品やスパイダーマン等の映画が既にＰＳＰ向けのソフトとしてリリースされているという事も、あまり知られていないのではないかと思うのです。形はどうであれ、ＰＳＰの『知る人ぞ知る』的な機能が広く認知されるという事は、コンテンツの供給方式のあり方やユーザーの楽しみ方の選択肢を広げる上でとても重要な事なのだと思うのです。


かつてビデオの規格がベータとVHSに分かれていたときには、アダルト業界がVHS側についたことによってベータが敗北したと言われていますし、DVDの普及やスカパー！の加入者が堅調に推移しているのもアダルトの力が陰にあったとも言われているのだそうですよ（ちなみに。スカパー!110では総務省からの縛りによってアダルトコンテンツの放送は禁止されています）。この事を踏まえれば、ブルーレイとHD-DVDの規格争いもアダルト業界の参入で一気に解決しちゃうのかもしれんのですが、実際のところはどうなんでしょうねぇ…


ところで。PSPと言えば、一時期話題になっていた『■ボタンが潰れちゃう仕様』とか『フライングディスクシステム』その他諸々はどうなったんでしょうね（PSP射出保管庫）。


『■ボタンが潰れちゃう仕様』

■ボタン理想　

　 ┌──┐ プッシュ
ヽ| ・∀・. |ノ　 　 　 ┌──┐　 　 　 　←ろぼたん
━┥　 　 ┝━━　━┥・∀・┝━━　　 ←PSP外面
┐└─┐└─┐　┐│　 　 │
┴─┐├──┤　┴┴┬┐└─┐
　 　 ││　 　 │　 　 　│├──┤
　 　 │└──┘　 　 　││　 　 │　 　←ゴム
──┴─━━─　──┴┴━━┴　 　←基盤
　↑　 　 　 ↑　 　 　 ↑　 　 　↑
液晶　 　 接点　 　 液晶　 　 接点


■ボタン現実
ギチギチ／＼ イタイッテバヨ
　 　 ／　 　・＼　 　 　 　 　 　←ろぼたん
━━＼ ・ Д　 ＼━━━　　 ←PSP外面
￣￣|　＼ ガリガリ ＼／＼
　￣￣￣|＼　 　 　 　 ／|
　 　 　 　|　 ＼／＼／　/　 ←ゴム
　 　 　 　| グニュー∠＿∠
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　←基盤
　 　↑ 　 　 　 　 　↑
　 液晶　 　 　 　 接点


『フライングディスクシステム（FDS）（動画）』

(PSP射出保管庫より。AAずれてたらスマンです^^;)


…ちょっと気になるところです。