Ｓｕｉｃａ、ついに来年から私鉄でも使える!!

来年から関東の私鉄やバスでもＳｕｉｃａが使えるようになるのだそうです（こちらの記事［読売］）。関東の私鉄ではこれまで「パスネット」という磁気カードを使っていましたが、ＪＲのＳｕｉｃａを採用する事でよりスムーズに乗換えができるようになります。しかし、ＪＲの狙いはスムーズな乗り換え以外の所にもあるようなのです…


私鉄やバス事業者の多くは、デパートやスーパーなどの小売業も行っていますよね。西武、京王、東急、小田急などなど、各社が沿線や駅を中心に店舗を展開しているんですが、これらの店舗でもＳｕｉｃａを使った買い物が出来るようになれば、電子マネーとしての普及も考えられるわけです。上の記事によれば、現在電子マネーでライバルのＥｄｙが約２万１０００店で使えるのに対し、Ｓｕｉｃａは約１０００店なのだとか。私鉄系デパート・スーパーを味方につければ使用可能な店舗数も一気にＥｄｙに迫れるというのです。


関東に住んでいる人にとっては、これからはＳｕｉｃａを使ったほうが色々と便利になるのではないかなぁと思うのですが、近所に私鉄系デパートもスーパーもなく、ＪＲが未だ自動改札化されていないような所にすんでいる僕にとっては、ＧｅｏやサークルＫで使えるＥｄｙの方が便利なんじゃないかなぁ、とか思っています。とはいえ、電子マネーの読み取り機の一本化が順調に進んだら（こちらの記事［朝日］参考）、また別の話になるんじゃないかなぁとも思ったりしますです(^^ゞ


おまけ。今はサークルＫ・サンクスとam/pmがＥｄｙ側、ファミリーマートがＳｕｉｃａ側についているのだそうですが、まだまだ電子マネーの導入が発表されていないローソンやセブンイレブンは一体どっちにつくんでしょうね…　これによってまた、Ｅｄｙ　ｖｓ　Ｓｕｉｃａの電子マネー戦争が激化するような気がしてなりません。　…まぁ、セブンイレブンは自社のＡＴＭを使った新しい電子マネー事業を立ち上げて、電子マネー戦争に参戦するなんて事もやりかねないような気がしますけどね^^;