ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

メインテーマは殺人 / アンソニー・ホロヴィッツ

2020-09-12 | 本 海外作家
メインテーマは殺人 / アンソニー・ホロヴィッツ 著 山田蘭 訳

創元推理文庫 2019.9


自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は、自分が殺されると知っていたのか? 作家のわたし、ホロヴィッツはドラマの脚本執筆で知りあった元刑事ホーソーンから、この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかと誘われる……。自らをワトスン役に配した、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ! 7冠制覇の『カササギ殺人事件』に匹敵する傑作!

*第1位『このミステリーがすごい! 2020年版』海外編 
*第1位〈週刊文春〉2019ミステリーベスト10 海外部門
*第1位『2020本格ミステリ・ベスト10』海外篇
*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇





面白かったー!
ホーソーンに振り回されるアンソニーが微笑ましく、ホーソーンは本当に嫌な奴だなーと思わせておいて、結局、アンソニーはホーソーンに心を開いていくのがよかったです。

事件的に、殺人事件は面白く(人が殺されるのに面白いは不謹慎ですが)、ただ、ホーソーンは真犯人を知っていて、それでも、関係のないところも捜査する…というのが、後になってみると、な〜んだと思われました。

シリーズ化されるとのことなので、この後も楽しみです!
解説も面白かった(笑)。


この記事についてブログを書く
« セント・マーティンの小径 | トップ | 腰抜けペテン師 »

本 海外作家」カテゴリの最新記事