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36才の裕福なスポーツ記者アンジェイとその妻クリスティーナは、休日を湖上のヨットで過ごそうとある夏の朝、車で家を出発。その途中、ヒッチハイクの青年を拾い、ついでに彼もクルージングに誘うことにする。アンジェイは青年の若さに反発を覚え、また、妻が青年と仲睦まじそうにするのを見て嫉妬に駆られる。やがて男たちの間で争いが表面化し、2人もみあううち、青年は湖中へ落ちて姿を消してしまい……。
水の中のナイフ 1962年/ポーランド/ロマン・ポランスキー
う~ん、よ~っく考えれば、これってちょっと深かったですね~。
こういう夫婦ももちろんいるだろうし・・・。
傲慢な夫に耐えていたんですよね~、クリスティーナ。
ところが、ヒッチハイクの青年の登場によって、クリスティーナがキレちゃって・・・。
でも、傲慢な夫を傲慢なままで放置したきたのもクリスティーナであって、耐えていたのはお金のためと思われても仕方ないワケで・・・。
私としては、そんな男は放っとけよ!って思っちゃうし、そんなにイヤなら別れちゃえばいいんじゃないのぉ~?なんて思いながら観てたんですよね~。
で、せめてもの抵抗なのか、仕返しなのか、ちょ~っと理解不能ではあるけれど、あれがクリスティーナのアンジェイに対する清算ってことなのかなぁ?? う~む。
それにしても、アンジェイはどうして青年を船の乗せたのかな~?ってずっと考えていたのですが、ラストのクリスティーナの絶叫でなるほど~と思いました。
アンジェイは青年に自慢したかったってことだったんですね~。
いやはや、バカらしい男だな~と思う反面、さすが妻だわね~とも思いました。
なかなか深かったです・・・。