ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

360

2013-04-16 | 映画 サ行


出張中のエリートサラリーマンは、ホテルのバーでコール・ガールと待ち合わせをするが、偶然その場に取引先の男性がいたために、立ち去る。そのサラリーマンの美しい妻はロンドン在住のキャリアウーマンだが、ブラジル人の写真家と不倫をしている。その写真家の恋人は、彼の浮気を知り、別れてリオに戻る。その道中、失踪した娘を探す老人と機内で隣り合わせになる。彼女は、雪でデンバーの空港に立ち往生した際に好みの男性と出会い、部屋に誘う。しかし、その男は、暴行犯として執行猶予中の身であった・・・。

360 2011年/イギリス・オーストリア・フランス・ブラジル/フェルナンド・メイレレス





あれ?あのカメラマンは、ホテルの部屋で相撃ちしたはずですが、最後に声だけ出てきたのは誰なんでしょうか?
その後で360…とタイトルが出てきて、一見、オシャレに見えるエンディングかと思われますが、あのカメラマンの生死を考えると辻褄が合わず、思わず笑ってしまいました。
もしかしたら、あのカメラマンの他にもいたのかもしれないですが、冒頭では出てこなかったと思いますが…。

ジュード・ロウにレイチェル・ワイズ、なんてったってアンソニー・ホプキンス、更に、監督が『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス。
こんなにスゴイ顔ぶれなのに劇場未公開!
内容はともかく、この名前だけで観る価値多いにアリのはずです。

お話的には、ラストの辻褄は置いておいても、それぞれのそれぞれに合ったラストでよかったです(笑)。
あの性犯罪者も新たに罪を犯さずに、ローラもまた辛い目に遭わずに済んでよかったです。
あの歯医者さんはあれでよかったのかな?と思うけど、まぁ~、う~ん(笑)。

あまり内容はないですが、やはり、豪華キャストなのでついつい真剣に観てしまいました。
でもって、アンソニー・ホプキンスが登場するなり、だら~んとしていて雰囲気がビシッと締まり、さすがだな~と思いました。
登場人物がガッチリ繋がっているワケではなく、ちょっと関っていた…という程度がよかったと思います。

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