もしもあの時、Chikaさんのサイトへたどり着いていなかったら、きっと今の自分はなかったと思う。
本当にお世話になった。
仲間たちとのオフ会やチャット(懐かしい~!)に救われた。
「死別」という同じ経験をした仲間だからこそ話せること、話さなくてもいいこと、リラックスして話すことができた数少ない場所(サイト)だった。
そんな素敵なサイトも、今年の春に閉された鎖。
Chikaさん、本当に今までありがとう。
私のようにあの伝説のサイト(笑)に救われた人って、他にもいると思う。
長い間、本当にありがとう。
ネットの世界は、現実から少しだけ気持ちを引き離してくれるし、当時は自分の感情を吐露できたことが嬉しかった。
もちろん、キーボードをたたきながら涙を流したこともあった。
とにかく、そんな感情の発露する場所が必要だ。
死別初期の段階で、早めにそんな場所が見つかった人は幸運だろう。
私の場合、死別後、3年目位だったかな。
今となっては、もうだいぶ過去のことになりつつある……。
横道にそれるが、死別を経験直後はうつ状態にはなるが、うつ病ではないんだと思う。
悲しみが強いんだから、そうなるのは当たり前。
パートナーを喪って、人生で一番強いストレスを受けているのだ。
一時は薬にたよっても良いではないかと思う。
ゆっくり休んで、充電しよう。
死別という悲しみを乗り越えなと、いくら薬を飲んでも、うつ状態は治らないと感じる。
「乗り越える」という表現が適切でないかも知れない。
「癒す」「断ち切る」「折り合いをつける」「昇華する」「正面から立ち向かう」・・・。
当時私は、自らを病気じゃないか?と思っていた。
集中力がなく、何をやっても亡き妻を思い出す……。
当時は『うつ病じゃないんだ、今は悲しみが強いからこんな風になっているだけなんだ』と思うようにしていた。
10年が経過し、いつからだろうか、「乗り越えられた」のだ。
しかし、油断はできない。いつ何時、なにが引き金になってフラッシュバックするやもしれぬ。
こんな状態はきっとこれからも続くのだろう。
でもその度に、耐久性が増すと考えるようにしている。
きっと、大丈夫。
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