ネットの世界

2013-11-17 23:10:09 | まとめ

もしもあの時、Chikaさんのサイトへたどり着いていなかったら、きっと今の自分はなかったと思う。

本当にお世話になった。
仲間たちとのオフ会やチャット(懐かしい~!)に救われた。

「死別」という同じ経験をした仲間だからこそ話せること、話さなくてもいいこと、リラックスして話すことができた数少ない場所(サイト)だった。

そんな素敵なサイトも、今年の春に閉された鎖。

Chikaさん、本当に今までありがとう。

私のようにあの伝説のサイト(笑)に救われた人って、他にもいると思う。

長い間、本当にありがとう。




ネットの世界は、現実から少しだけ気持ちを引き離してくれるし、当時は自分の感情を吐露できたことが嬉しかった。

もちろん、キーボードをたたきながら涙を流したこともあった。

とにかく、そんな感情の発露する場所が必要だ。

死別初期の段階で、早めにそんな場所が見つかった人は幸運だろう。

私の場合、死別後、3年目位だったかな。

今となっては、もうだいぶ過去のことになりつつある……。

横道にそれるが、死別を経験直後はうつ状態にはなるが、うつ病ではないんだと思う。

悲しみが強いんだから、そうなるのは当たり前。

パートナーを喪って、人生で一番強いストレスを受けているのだ。

一時は薬にたよっても良いではないかと思う。

ゆっくり休んで、充電しよう。

死別という悲しみを乗り越えなと、いくら薬を飲んでも、うつ状態は治らないと感じる。

「乗り越える」という表現が適切でないかも知れない。

「癒す」「断ち切る」「折り合いをつける」「昇華する」「正面から立ち向かう」・・・。

当時私は、自らを病気じゃないか?と思っていた。

集中力がなく、何をやっても亡き妻を思い出す……。

当時は『うつ病じゃないんだ、今は悲しみが強いからこんな風になっているだけなんだ』と思うようにしていた。

10年が経過し、いつからだろうか、「乗り越えられた」のだ。

しかし、油断はできない。いつ何時、なにが引き金になってフラッシュバックするやもしれぬ。

こんな状態はきっとこれからも続くのだろう。

でもその度に、耐久性が増すと考えるようにしている。

きっと、大丈夫。


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