2008年5月4日、23時を回った。
関越自動車道の下りは車の数も少ない。
そろそろ自宅へ近付くか。
車の助手席には、2日間のTDRでの楽しい時間を楽しんだ爆睡中の娘。
楽しい楽しいディズニー・オフは、あっという間に終了。
毎回毎回、楽しい時間は一瞬で過ぎてしまう。
『あと少し、もう少し』という思いがあるから、次回また行きたいと思うのだろうか。
死別の家族達の集い……。実にパワフルだ（笑）。
数ヶ月前、幹事のチカさんから声がかかる。
父と娘の死別家族にとって、こんな有難い企画はない。
大人1名+子供1名で観光施設へ飛び込むのには、勇気と度胸、そして豊富な資金が必要。
幸せそうな家族連れ（本当に幸せかどうかは未確認）がた～くさんいる場所へは、精神的になかなか行き難いのが本音だ。
でも、この仲間となら行ける。
気が置けない、同じ境遇の人達との会話も楽しめる。
長い長いアトラクションの待ち時間もそれなりに楽しい。
集団（笑）で並んでいるから、その中を行ったり来たりしながら、いろんな方々と話が出来る。
この日のために、毎日仕事をしているといっても過言ではない。
愛娘もその日が近付くにつれて『○○ちゃんは、参加？誰が来るの？』とソワソワ。
世間では何連休もある会社があると聞く。羨ましい限りだ。
私の場合、祝祭日も関係なし。土日のみのお休み。
なので、2日の金曜日もお仕事終了後、翌朝3日の出発準備に取り掛かった。