市街化調整区域で病院や福祉施設建設

おはようございます。
オリンピックが終わり、選手を各局テレビで見ない日がありません。

さて、当事務所は市街化調整区域での建築物の建築許可をサポートする機会が多いです。
市街化調整区域では、原則として建築物の建築が禁止されています。

例外的に法に定めのある物が建築できます。
病院や福祉施設は公益的な建築物ですから、認められています。

しかし、建築できるにしても、さまざまな規制をクリアして行わなければならないため、簡単ではありません。
農地法や建築基準法など他法令もクリアし、周辺住民との調整も必要です。

西宮で太陽光発電のため農地転用

西宮の続きです。

当事務所は許認可では運送業など車に関する手続がけっこう多いです。

もう１つの柱として、土地に関する手続があります。
農地転用や開発許可を大きな柱として、各種付随する手続を業務として行っています。

西宮の北部や隣接する神戸市北区などの農地を転用しての太陽光発電は、一時期けっこうありました。

現在は市街化調整区域での建築許可、開発許可、農振除外などが多いです。

以前に比べたら、古民家再生など市街化調整区域でも土地活用がやり易くなっています。

一定面積以上の土地取引の届出

おはようございます！

今日の神戸は朝から雨です。

一日事務処理に費やす予定にしています。

さて、昨日は土地の届出をしました。

一定以上の面積についての土地取引は、国土交通省に届出義務があります。

といっても、2000㎡など一般の取引では馴染みはありません。

事業者さん同士の取引で、よくあります。

けっこう忘れがちですが、契約から2週間以内に行わなければ、罰金や懲役などの罰則も定められています。

農振除外だけで半年や１年

農地を転用して宅地にして活用したいとのご相談は多いです。
相談によっては、商売を来月始めるので、急いで許可を取ってほしいと来られます。

しかし、農地転用許可を得るのに、１～２か月は必要です。申請からですので、申請の要件を整えるのに時間がかかると、さらに時間が必要です。

さらに、農用地区域内であれば農振除外の手続が必要です。
年に２回の受付しかありませんし、要件を満たすのもけっこう大変です。
少なくとも、半年～１年は必要です。

加えて、最近記事にしている都市計画法の制限などもクリアしなければなりません。

余裕を持って、１つ１つ要件をクリアしていくしかありません。
また、そもそも許可が取得できないケースもあります。

市街化調整区域で建築できるもの

こんにちは！
今日はどんよりした曇り空です。
台風２１号が直撃するという話もありますので、週末にかけて天気が荒れそうです。

さて、ここ最近は農地転用など土地に関する手続のご相談やご依頼が多くなっています。
特に問題になるのが、市街化調整区域です。

市街化調整区域は原則として構造物の建築が禁止されていますが、例外的に許可される場合があります。
いわゆる開発許可・建築許可です。

法では、地域住民の日常生活のための店舗や飲食店、公共物、老人ホームなど介護施設、病院などが定められています。
法に当てはまらないものは、自治体や県との協議で承認されなければなりません。

または、条例で定められている特別指定区域を利用する方法もあります。

いずれにしても、大変な手続になります。