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『tokotoko』

Fortune comes in at the merry gate.

<ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック>

2013-09-14 | 映画・ドラマ・舞台
8月のある日、舞台に行って来ました。



演出/後藤ひろひと

 


来年2月、日比谷シアタークリエでG2さん演出の公演があります。

脚本/西野亮廣(キングコング)

 

相葉裕樹/木下美咲/西野亮廣(キングコング)
村上純(しずる)/久ヶ沢徹/坂田聡/津村知与支
マンボウやしろ/後藤ひろひと/曙

個性的な発明の数々で世界にその名を馳せるドーナツ博士。

人里離れた山奥、謎めいた洋館内にある彼の研究所には、
世にも珍しい発明品が所狭しと眠っています。

そんな研究所にTVカメラが潜入。
訪れたのはちょっとワケありの撮影クルー。

しかしタイミング悪いことに違う意味で先に潜入していた者達がいた。

それは宝のニオイを嗅ぎ付けたマカロニ怪盗団。
そんな研究所の一大事にドーナツ博士はバカンスで不在!?

撮影クルーと怪盗団、それに何も知らない博士の助手たちが加わって、
勘違いが勘違いを生み、騙し合いが偶然を生み、

研究所内は想像を絶する事態に・・・。



楽しい舞台でした



<李鳳宇さん(映画プロデューサー)の言葉>

2013-08-08 | 映画・ドラマ・舞台
8月11日の、
札幌国際短編映画祭のプレイベントは、

モリトラストガーデントラヨンの中にある、
Garden Theater in 虎ノ門4丁目で行われます。

この場所が、すごく気持ちのいい場所です。



しかも、今の時期、ライトアップもされるので、
夕方から映画を観て、トークショー・・・そのあとは、

デートにぴったりです。



しかもトークショーに出演してくださるのは、
映画プロデューサーの李鳳宇さん。

朝鮮大学校外国語学部卒業後フランスに留学。
帰国後、徳間ジャパンを経て89年に映画配給会社シネカノンを設立。
ヨーロッパ、アジアを中心に世界中の作品の配給を手がけられました。

92年には『月はどっちに出ている』を初プロデュース。
キネマ旬報監督賞など国内外で多数の賞を受賞。

主なプロデュース作品、
『パッチギ!』『ゲロッパ!』『フラガール』など多数。



パッチギの監督は井筒和幸さん。

この作品は、キネマ旬報ベストテン1位、毎日映画コンクール最優秀作品賞、
ブルーリボン賞作品賞を受賞しています。

出演者は、塩谷瞬さん、沢尻エリカさん、高岡蒼佑さん、
小出恵介さん、オダギリジョーさん、ほか。

音楽は加藤和彦さん。
イムジン河が、印象深いです。



河よ おもいを伝えておくれ
ふるさとをいつまでも 忘れはしない(イムジン河)



ゲロッパの監督は、井筒和幸さん。
出演者は、西田敏行さん、常盤貴子さん、ほか。

ゲロッパ♪が印象的です。



フラガールの監督は、李相日さん。
出演者は、松雪泰子さん、豊川悦司さん、蒼井優さん、山崎静代さん、ほか。

音楽のジェイク・シマブクロさん。
今も、大切に、繰り返し聴いています。



2007年には、淀川長治賞を受賞されています。

11年2月、シネカノンの民事再生手続き申し立てにより代表を辞任
11年4月、映画製作会社SUMOMOを設立。



この世の中はもっと豊かで
人生は棄てたモノじゃないわよ。

船戸与一さんの小説を映画化。
原田芳雄さんがあたためてきた、感慨深い作品です。



監督は武正晴さん。
出演は、山本太郎さん、中村ゆりさん、高橋和也さん ほか。

多くの人の<心>と<映画>を結んできた李鳳宇さんの言葉、
すごく楽しみです。

トークショーの相手は、ベネチア映画祭短編部門で入賞している、
脚本家であり監督でもある、渋谷悠さん。



<森田彩華さんに会いに・・・きてください。>

2013-08-08 | 映画・ドラマ・舞台
森田彩華さんは、
最近まで<みんな!エスパーだよ!>に、
夏目めめ先生役で出演していました。



<みんな!エスパーだよ!>の原作は、若杉公徳さん。

監督・脚本は園子温さん ほか。
他の出演者は、染谷将太さん、夏帆さん ほか。



若杉公徳さんは、<デトロイト・メタル・シティ>の人です。



<デトロイト・メタル・シティ>は、
松山ケンイチさんで映画化されています。



園子温監督というと、もうすぐ<地獄でなぜ悪い>が公開されます。



森田彩華さんの話に戻して、

森田さんは、
中学生日記の2年C組の担任瑞穂彩花役だったり。
Wの悲劇、レイラ役だったり。

 

 

少女たちの羅針盤で、
北畠梨里子役を演じていました。

監督は長崎俊一さん。
<8月のクリスマス>をおぼえています。





森田彩華さん、
今年は<ショートショートフィルムフェスティバル>で、
たくさんの短編映画を観ましたとのこと。

8月11日の、札幌国際短編映画祭のプレイベントでは、
どんな話をしてくださるのでしょうか?

上映される作品は、渋谷悠さん脚本・監督作品の、
<始まりの試験>です。



米コロラド州GaiamTV、配給されています

<俺はまだ本気出してないだけ>

2013-06-24 | 映画・ドラマ・舞台
少し前のことになるけれど<俺はまだ本気出してないだけ>の、
完成披露試写会に行きました



監督 福田雄一
原作 青野春秋

脚本 福田雄一
撮影 早坂伸 工藤哲也



キャスト
堤真一/橋本愛/生瀬勝久
山田孝之/濱田岳/石橋蓮司 

ムロツヨシ/池田成志/佐藤二朗さん達、
福田作品おなじみの俳優さんも顔をそろえています。

個人的には、石橋蓮司さんがツボでした。
ぜんぜん違うんだけど<今度は愛妻家>を、
思い出してしまいました



<俺はまだ本気出してないだけ>は、
青野春秋さんの同名漫画。



42歳でバツイチ子持ちの大黒シズオは、
<本当の自分を探す>という理由で会社を辞めるが、
毎日朝からゲームをしてばかり。

高校生の娘に借金し、バイト先ではミスを連発。

そんなダメダメな日々を送っていたシズオは、
ある日突然、漫画家になると宣言する……。



大きな口をあけて、笑うことができるけど、
せつないところも、ある。

映画には、遠く離れたあっちの友達とこっちの私が、
同じ絵を見て、会話できる楽しみがあると思うのだけれど、

この作品は、久しぶりの誰かに、
「ねぇねぇ・・・アイツに会いに行ってみてよ」
と、<久しぶり土産>に笑って話せる作品です



<ぼっちゃん>

2013-06-06 | 映画・ドラマ・舞台
先週末<ぼっちゃん>」を観ました



監督/大森立嗣

ゲルマニウムの夜/ケンタとジュンとカヨちゃんの国/まほろ駅前多田便利軒
シネマ☆インパクト/2・11/さよなら渓谷(2013/6/22公開予定)

 

<さよなら渓谷>は、今月公開です。



「悪人」「横道世之介」などの原作者であり芥川賞作家の、
吉田修一さんの小説を、大森立嗣監督が映画化しました。

幼児が殺害された事件をきっかけに、
暴かれてしまう一組の夫婦の衝撃的な秘密。

男女の愛と絆を問う作品です。
真木よう子さん、「キャタピラー」の大西信満さんが夫婦を演じます。

また、大森南朋さん、井浦新さん、新井浩文さんが出演しています。





プロデューサー/村岡伸一郎/近藤貴彦

村岡伸一郎さんは、
「ゲルマニウムの夜」「赤目四十八瀧心中未遂」「ぼっちゃん」などの、
プロデューサーでもあります。

脚本/大森立嗣/土屋豪護

撮影/深谷敦彦
美術/黒川通利

黒川通利さんは、舞台「鉄人28号(押井守演出」を映像化したもの、
「リアル鬼ごっこ2」「ジャージの二人」などの美術を担当されています。

録音/島津未来介

シネマインパクトのプロジェクト第2弾橋口亮輔監督作品「サンライズ・サンセット」
鈴木卓爾監督の「ポッポー町の人々」深作健太監督の「胸が痛い」ほか。

編集/早野亮

シネマインパクトのプロジェクト第2弾橋口亮輔監督作品「サンライズ・サンセット」
鈴木卓爾監督の「ポッポー町の人々」吉田光希監督の「家族X」
阪本順治監督の「大鹿村騒動記」など。

音楽/大友良英

 

音響効果/伊藤進一

 

衣装助言/伊賀大介

   

ヘアメイク/佐々木裕
アニメーション/蛹ナヲヤ
助監督/加治屋彰人

水澤紳吾



宇野祥平/淵上泰史
田村愛/鈴木晋介/遠藤雅/三浦景虎
日向丈/今泉惠美子/高橋真由美/小川朝子
津和孝行/川畑和雄/石鍋正寿/中村文夫
塚田丈夫/松下貞治/堀杏子/町屋友康/伊藤陽子

長尾卓磨(声の出演)
鈴木将一朗(声の出演)
小嶋喜生(声の出演)
久保麻里菜(声の出演)
岡部尚(声の出演)
南場尚(声の出演)
大川原直太(声の出演)
池浪玄八(声の出演)



秋葉原の事件は、今も、生々しく脳裏に残っていて、
それが、ドキュメンタリーに近い形で記録されていたら、
耐えられないかもしれない、そう思っていたけれど、

ひとつのストーリーとして、そこにお話ができていて、
笑えて、苦しくて、せつなくて・・・

ほんの少し苦手なシーンはあったけど、心に残る作品になりました。

大森監督の「ネットの掲示板でみた事件を起こすまでの文章強くて。
犯罪者の心のなかに触れることができるかなと思った」

犯罪を起こすことは良くないこと。

それは動かないけれど、
そういう<気持ち>がどこから来てしまったのか、は、知っていてもいいのかな。
人として、みんな同じ<人>なんだから。



大森監督の描く心の<襞>は、
わかりにくいだろうところを、自然にわかりやすくしていて、引き込まれます。



もう、上映しているところ少ないけれど、
観ることができるなら、こういうこともあるのだと、受け取ってみてください。