今年の1月末に社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の国家試験が行われましたが、私の部署から社会福祉士国家試験に3人と介護福祉士国家試験に1人が受験しました。
社会福祉士受験者の3人は、合格ラインまであと数点のところで残念な結果になりました。悔しいと言葉を漏らす者もいましたが、来年こそは合格してほしいて願っています。
介護福祉士国家試験を受験した1人は、筆記は合格。先日実技試験を受験し、今月末の結果発表を待ちます。
今回の第23回社会福祉士国家試験の合格率は28.8%でした。第20回社会福祉士国家試験の合格率は30.6%でしたが、第21回から今回の第23回試験までの合格率は3回連続して30%を下回る結果で推移しています。
社会福祉士国家試験は「人体の構造と機能及び疾病」など全部で18科目から出題されます。学習する量も膨大で、広範囲にわたった知識が必要になります。3人ともに学習開始時期は、試験開始半年前のようでした。仕事から帰った後の学習は大変です。睡魔や疲労に襲われます。
私の過去の受験経験から、社会福祉士試験に合格するには、出題や解答例文の表現、言い回し等で正誤を判断するテクニックも必要でしょうが、地道に学習し教科書の内容を覚えてしまえば間違いなく合格はできると思います。ただ、学習量がとても多い。とにかく早く覚え始めることと思っています。遅くとも4月開始で、11月の模擬試験を本番に見立てたスケジュールで進めると良いと思っています。社会福祉士国家試験は10人中約3人しか合格しないことと、受験科目が18科目もあることを考えれば、難しい国家資格の一つに違いないと思います。