平成23年7月9日(土)9時55分 第93回全国高校野球選手権宮城大会 開会 快晴の空に花火が2発上がりました。
アナウンスの後、ブラスバンドの入場行進曲が演奏されます。
各高校の入場行進が始まりました。ライト側からホームベース上を行進しています。
国旗、大会旗等の旗手が先導します。
国旗、大会旗等の後に、昨年度優勝した仙台育英高校の選手が行進してきました。
選手入場の2番手は東北高校です。開会式終了後にスタジアムの外で東北高校の部員をまじかで見ることができました。
みんなでっかいな。多くの球児が大学野球や社会人野球、はたまたプロ野球に進むだろうなと考えてしまうほどです。
東北福祉大学は仙台6大学野球リーグで何度も優勝している強豪で、プロ野球選手を多く輩出している大学です。球児の多くが入学してくるのでしょうね。
各高校球児が、「いち、にい、いち、にち」と掛け声を出しながら、凛々しい行進が続いています。
仙台育英高校はホームベース方向に向かって整列完了です。その奥、ライト側に向かって東北高校が進んでいます。
列の両端にこの2校が並び、その間に各高校が整列していきます。
石巻の高校は横断幕を掲げて入場しています。横断幕にはこう書いてあります。
「あきらめない街 石巻!! その街におれたちはいる!!」
別の石巻の高校も横断幕を掲げています。 画像がボケてしまいましたが、「感謝」の文字が見えるでしょうか。
各高校の行進も終わり東日本大震災で亡くなられた方に黙とうをささげた後、国歌斉唱、県知事の挨拶、各連盟・団体挨拶、優勝旗返還、選手宣誓と続いたあと、大空にまた花火が2発上がりました。
10時50分 選手退場。第93回全国高校野球選手権宮城大会開会式は無事終了しました。
写真を取りませんでしたが、この開会式では各高校が入場行進を開始するときに、学校名の紹介に加えてバックスクリーンに各高校が伝えるメッセージが表示されました。
東日本大震災を経験し、全国の方から暖かい応援を頂いたことに感謝しますと、「感謝」の言葉を多く見ることができました。他にも「勇気」「希望」「頑張ろう」等の感動させられるメッセージが多く流れました。
大震災から4カ月が経過しています。3月、4月は全国的に東北に元気を持ってもらうためのイベントや慰問が東北を中心に日本各地で行われました。
私は、この大会を観て、今は東北の元気が全国に発信されていることがわかりました。宮城の元気を全国に発信したいと力強い選手宣誓も聞くことができました。地域の持つ絆、宮城の強い絆、東北の力強い絆を感じてこのスタジアムを後にしました。