スタイルズ荘殺人事件

8月16日（土）

ポアロシリーズ11巻。
こちらは原作ではポアロさん初登場のお話です。
ポアロさんとヘイスティングズとの最初の出会い、再会。
どうしてポアロさんはイギリスに来たか？
ヘイスティングズはなぜ”大尉”なのに、
普段仕事をしていないのか（笑）
などがわかります

時は第一次世界大戦まっただなか。
ヘイスティングズ中尉は戦争で怪我をし、
軍の療養所で療養をしていました。
そこへ友人のジョン・カヴェンディッシュが訪ねてきます。
彼の田舎の「スタイルズ荘」で療養してはどうかと。
しかし、スタイルズ荘にはジョンの母が再婚し、
再婚相手のイングルソープ氏がいて、家族間がギクシャクしています。
そんな中、イングルソープ夫人が毒殺されます。
疑いは財産目当てとされるイングルソープ氏に向けられますが、
彼には完全なアリバイが・・・。
となると、容疑は家族に向けられます。

事件の最中、村で偶然ポアロさんとヘイスティングズは再会
ポアロさんは戦争で祖国ベルギーにいられなくなり、イギリスに亡命。
イングルソープ夫人がこの村に住む家を提供してくれていたのです。
亡くなった夫人の為、ポアロさんはヘイスティングズと調査に乗り出します。
ちなみにヘイスティングズはこの後、負傷兵として中尉から大尉に昇格し、
事務仕事をやっているそうで、ヒマなんだそうです。
だから毎日入り浸っているんでしょうか