四十八ノ四日目

八月二十六日(金)曇り



昨夜から
鎌倉の自宅付近から
コオロギたちの音色

夏がだんだんと
終わりを告げていく

風も
涼しげで
気持ち良いぶん
寂しさも感じる

夏って
本当に一瞬だな

今日は
自宅で執筆
先月から
ジワジワと
書き進めていた
次作バッキャロー

タイトルなどは
来月発表とのこと
六月八月で
二回お邪魔した
岡山県
吉田牧場さんの
吉田全作さんとの出会いから生まれた
今回のバッキャロー

日本の酪農
日本の農業
日本の食
こちらをベースに
新しい演劇を書いている

目の前で起こる事件を
大きく書き込むのではなく
人物が背負っている人生を
ぶつけ合うことに重点を置き書いている

大きな事件は起こらない
けど
大きな衝動は沸き起こる
そんな物語

明日は
ラストシーンを書いて脱稿予定


稽古場近くの蕎麦屋が美味

今日もありがとう
感謝
また明日も始まりますように

四十八ノ三日目

八月二十五日(木)曇り



第三回小橋杏佳プロデュース公演
その一 配信演劇「僕は…………好き………」
その二特別公演「僕は夏の色が好きだった」
稽古

今日も
彼女達の概念を
大いに
ぶっ壊して来ました

創造とは
まず疑うことから始まるわけで
鵜呑みにしたり
決めてしまうと
自分の都合で収まって
何も思考しなくなって
何も生まれないから

兎に角
彼女たちには
日々
考えさせています

赤は
本当に赤なのか？
犬は
本当に犬なのか？

そんなレベルで

彼女たちに
祝ってもらいました


有難いですね


ビール頂きました

しかも
コーンスターチ無しの
ビールを選んでくれました
有難いですね

大好きです
と言ってくれる彼女たちのために
僕が出来ることをしたいと思います

今日もありがとう
感謝
また明日も始まりますように

四十八ノ二日目

八月二十四日(水)雨のち晴れ



遥カ南ヱ「三茶日和」
稽古開始

八十分の二人芝居

本読み稽古

何てことない出来事
何てことない台詞
何てことない時間

そんな
何てことない様々な事は
実は
一つ一つが
とてつもなく奥深くて
でもそれは
本人はそんなに意識しているわけではなく
でも実は
本人は心の奥底でちゃんと憂いでいたり疲弊したりしていて
ストレスとか
そんな簡単な言葉じゃなくて
確実に溜まっているものが
着実に日々蓄積されていて
それをどこかで逃がしたり解毒したりしたくても
なかなか出来ない日常があって
じゃあそれは一体どうすればいいのかってテーマを
今回の芝居に書きました

実は
なかなか複雑な作品です
でも
いとも簡単に可愛く上演したい作品です

これで
現在稽古中の作品は

第三回小橋杏佳プロデュース公演
その一 配信演劇「僕は…………好き………」
その二特別公演「僕は夏の色が好きだった」

遥カ南ヱ「三茶日和」

テアトルアカデミー　オンライン公演三部作
「きっと、世界は繋がっている」
「君と私の夏」
「夢見が丘団地の散歩者」


あと脚本提供のWORLD

全部で七本
全て九月本番

まだまだ
僕の夏は終わらない

今日もありがとう
感謝
また明日も始まりますように

四十八ノ初日

八月二十三日(火)晴れ



明日から稽古が始まる
遥カ南ヱ「三茶日和」

脱稿

何でもないようだけど
何でもある夫婦の
二十数年間を書きました

登場人物本人にとっては
なんてことない人生を
出演者二人に劇的に生きてもらうつもりです

一仕事終えて
偉大なる音楽家さんの家に行き
思い出の一品を堪能

十年前の芝居で起用した日本酒
十年寝かせた感動の日本酒を頂きました

最高ですね
味も
思い出も

生きて来たって感じです

誕生日も祝って頂きました

感謝ですね

本当に

偉大なる音楽家さんと
その家族と夕飯をご一緒して
今まで
偉大なる音楽家さんと作ってきた作品を
改めて鑑賞したりして
何だか震えました

ちゃんと面白かった
ちゃんとカッコ良かった
ちゃんと自画自賛出来た

だから

ちゃんとここからも生きていきます

求められる限り

K・K♪さん
えりっぺさん
B.coさん
Kantaママさん

お祝いコメントありがとうございます

皆さん
このブログを支えてくれている
常連読者さんですね

本当に感謝しています

これからも
あなたに手紙を書くように
ここで言葉を綴っていきたいと思います

引き続きよろしくお願いいたします

四十八歳劇場
開演です


今日もありがとう
感謝
また明日も始まりますように

四十七ノ千穐楽

八月二十二日(月)曇り




第三回小橋杏佳プロデュース公演
その一 配信演劇「僕は…………好き………」
その二特別公演「僕は夏の色が好きだった」
稽古日

今日も
若い出演者の
雁字搦めになっている
固定概念を
ぶっ壊してきました

ぶっ壊されれば
ぶっ壊されるほど
若い出演者たちが
笑顔になっていく風景が
とっても劇創作空間とは健康的だなと思うのです

合間合間で
執筆してきた
遥カ南ヱ「三茶日和」
いよいよラストシーン突入

なかなかの速度で
執筆してきたが
筆が止まることなく
ここまで駆け抜けてきた

久々に
毒気の薄い
でも
愛情深い
何でもない夫婦の話を書いた

明後日の本読みが愉しみだ

まずは脱稿


今日も

お疲れ様でした

そして
今日のタイトルは
日数どっかで数え間違えた末の結果ｗ

明日も
無理せず
愉しく生きよ