菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

四十九ノ二百八十二日目

2024年05月30日 | Weblog

五月三十日(木)晴れ


演出家って
仕事をしていると
自分の稽古場しか行けないんですね

役者は
色んな現場で
色んな演出家の稽古場に行けるんですけど
演出家って
他の演出家の稽古場って行けないんですよ


当たり前のことなんですけど笑


先日
ある演劇プロデューサーと飲んでて
この話をしたら
稽古場見学していいってことで
今日
行ってきたってわけです

演出家も
出演者たちも
スタッフたちも
たまたま知ってる連中ばかりだったからってのもあるんですが

いや
非常に面白かったですね

稽古進行
駄目出し
休憩の取り方
出演者の居方
演出家の立ち振る舞い
そして
稽古場の空気

台本も読ませてもらい
演出家の世界観と
僕が感じた世界観の差異を
咀嚼しながら
演劇の無限の可能性を感じた

演劇って何だろう
演出家って何だろう

毎日毎日
上書きされる
この普遍的なテーマは
今日もまた
思いっきり
上書きされた

稽古後
プロデューサーと
出演者数名と飲んだ

そこで
交わされる会話も
非常に面白かった
当事者ではないから
客観視できる
熱い論争は
次なる劇場公演稽古を
シュミレーションしながら聞いていた

明けても暮れても
演劇なんだ
僕の人生は

稽古場が東京で
以前住んでた町の近くだったので

懐かしの立ち食い蕎麦屋で
冷やしかき揚げ蕎麦


明日も
小欲を捨て
大欲に立つ

コメント
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