石原信市郎です。

頑張ろう福島!!力を併せてこの国難を乗り切ろう!!

視察が終わって戻ってきました。

2009年11月17日 20時54分27秒 | 日記
視察も終わり、ようやく戻ってきました。

議会視察の時は県のバスを使えるのですが、今回は会派の部会視察でしたので、レンタカーを借りて、自分が運転しての視察でしたので結構つかれました。乱視持ちなので長距離運転は苦手なのです。見かねた会派の会長殿に会津の金山(母の実家があるところです)から福島までの区間運転をしてもらいました。

昨日も書きましたが、下郷町の甲子トンネルと湯野上発電所、積入山トンネル、西山地熱発電所の視察がメインでしたが、ちょっと時間があったので、矢吹町にある、べグハウスコバヤシという水耕栽培の農家の視察と昭和村のからむし織の里の視察も急きょ実施いたしました。

べグハウスコバヤシは中国の視察団が年に何回も来たり、大学の学生の視察もある、県内では水耕栽培の草分け的存在で、水耕栽培だけで1ヘクタールぐらい実施している農家です。

甲子トンネルは4キロほどのトンネルですが、これが開通したことにより、南会津地方から白河厚生病院への患者さんの流れが10倍になったそうです。地域医療圏を形作るうえで全く新しい流れができたわけで、それだけで地域振興の効果は絶大なものがあると思います。その他に観光客の入れ込みが約1割のぞうですから、すごいものです。今公共工事が問題視されていますが、こういう公共工事だけであればなにも問題ないのになぁと改めて思いました。

湯野上発電所旭ダムは昭和9年稼働のふる~い発電所ですが、決して老朽化はしていない発電所です。地域に密着して今でも元気に稼働しているのですが、企業がCo2削減に取り組む上で、検討材料の一つになる可能性があると思いました。ダム不要論が言われていますが、小水力発電、小型ダムといったものの可能性が確認できました。

地熱発電はCO2削減に非常に効果的であることが再認識できましたが、いかんせん、見えない地中世界を相手にするものなので、まだまだ補完的な役割しか果たせないのではとの疑問符がつきます。わざわざ説明に来てくれた方々にはもうしわけないのですが、嘘偽らず感想です。ただ、様々な企業が参入を検討しているようだとの話も頂戴できたので、若干の希望を持ってみていきたいと思います。

湯野上発電所は昭和電工さんが操業しているのですが、ついでの話で製造品についても話題になりました。LEDの製造をされているそうです。

電柱に街頭とかありますよね。実は友人と街頭の電球をLEDにできないかということで、試行錯誤しているのですが、そんなことも話題になりました。ランニングコストを考えればLEDのほうがいいのですが、初期投資と入れ替えの時に技術的な問題がちょっとあるのですね。

そんなことも含め他にも色々な事が確認できたり、認識を深めることができ、今回も有意義な視察となりました。