石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

巨人軍の御家騒動

2011-11-14 22:55:37 | 趣味
 巨人・清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(61)から痛烈批判を受けた渡辺恒雄会長(85)が12日、反論文を発表した。同代表が暴露した、新コーチとして江川卓氏(56)を起用するプランは原監督の意見だったと明かした。そのうえで、企業秘密を漏らした違反行為だと糾弾した。原監督をはじめ、球団内から同代表への不満が噴出していたことも白日の下にさらした。
 クーデターは断じて許さない‐。渡辺会長が原監督を“味方”に、清武代表をばっさりと切り捨てた。この日、都内の読売新聞社で巨人・桃井恒和オーナー兼社長と会談し、対応を協議したもよう。反論文は午後7時過ぎ、マスコミ各社にA4用紙3枚で送付され、清武代表の批判を過激に繰り返した。
 最大の焦点は江川氏の起用構想について。清武代表の声明では、内定していたコーチ人事を渡辺会長が独断で覆し「江川氏をヘッドコーチ、岡崎ヘッドコーチは降格させる」としたと暴露。だが、渡辺会長は江川構想は原監督の発案だったことを明かした。
 岡崎ヘッドの降格には触れず、江川氏は「助監督」として招へいする計画だったと説明。続けて清武代表の声明文により、江川構想は実現困難になったとして「取締役の忠実義務」違反に相当すると、厳しく批判した。
 さらに社内や球団内から清武代表の悪評、批判が届けられていたと暴露した。2年連続V逸となった今季、「清武補強」はほとんど失敗したと酷評。清武代表主導による補強に対して、原監督から強い不満があったことも明かした。反論文の内容では原監督は会長寄りで、清武代表が孤立していたことになる。
 ただ、原監督は前日の11日、江川氏の人事について聞いていたかを問われ「全くありません」と否定。自身の関与が表ざたになることを避けた可能性もあるが、矛盾が生じることになる。今後、原監督の発言にも注目が集まりそうだ。
 その他では、「大王製紙やオリンパスの経営者と並ぶコンプライアンス違反をしている」という表現は「名誉毀損(きそん)」とし、謝罪を要求。桃井オーナーから渡辺会長の一存でオーナー職を剥奪したということについても事実誤認だと反論した。
 今後の対応については、清武代表が望むGMの仕事は継続させるとしたが「本人の反省次第であり、現時点ではただちに処分を求めるつもりはない」と結んだ。清武代表が望む江川構想の白紙は実現しそうだが、両者の溝は深く、関係修復はできそうにない。巨人軍史上最大の内紛は原監督も巻き込み、泥沼の様相を呈してきた。
 午後9時、渡辺会長は都内で会食を終え、帰宅。集まる報道陣にいちべつをくれたが、発言することはなかった。

 巨人の原辰徳監督(53)が13日、渡辺恒雄球団会長(85)との間で、球団OBの江川卓氏(56)を来季首脳として招へいする話し合いを持っていたことを認めた。江川氏の招へいは、清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM=61)が渡辺会長を批判する発端となっていた。これまで指揮官は渡辺会長との会談で江川氏の名前が挙がった事実を否定していた。
 真っ青な宮崎の空までも、くすむようだった。渡辺球団会長と清武球団代表兼GMの対立問題。発端となった江川氏の招へい問題を、原監督が渡辺球団会長と話し合っていたことを認めた。
 「非公式にというかね。やっぱりチームを高めるための、そりゃあもう(渡辺球団会長と)たくさん会話をしているわけですから。それの一つです。やっぱり、目的はジャイアンツというチームを強くするという中でね。たまたまその一つ、固有名詞が挙がった」
 渡辺球団会長が前日、発表した談話で「江川君の起用構想は、最近原君と会談しているとき、原君から提案されました」と明かした。清武球団代表兼GMの会見の中で最初に江川氏の名前が出た11日、周囲への配慮もあり原監督は江川氏招へいに関して渡辺球団会長とのやりとりはなかったといったんは否定。しかし、この日になって渡辺球団会長の声明文を受ける形で前言を翻した。同球団代表兼GMが最も問題視したのが、桃井恒和オーナー、GMの頭越しに人事案が進められていたことだった。
 騒動発生時は、渡辺球団会長VS清武球団代表兼GMとみられた対決の構図。それが、外国人選手を含めた編成面などで不信感を持つ原監督&渡辺球団会長VS清武球団代表兼GMだったことが、浮き彫りになった。
 それでも原監督は、球団創設者・正力松太郎氏の遺訓を引き合いにグラウンドでの指導への意欲を語った。「紳士たれ、と。ファンに愛されファンを愛する。そして自分のやるべきことをしっかりやるということ。(チームが)大きく、強くあるためにどうするべきか、それに集中します」
 巻き返しに向けた秋季キャンプを送るはずが、突如起こった今回の騒動。選手が野球に集中できる環境が整うまでには、まだ時間がかかりそうだ。

 巨人軍の内部抗争、それもフロントの抗争と言う意味でみれば、巨人軍ファンでもどうでも良い事かと思います。
 渡辺恒雄氏は政界とスポーツ界、マスコミ界において非常に大きな力を持っており、そう言う意味では独裁者と言っても良い存在です。
 自分の記憶によれば・・・、渡辺恒雄氏と言えば江川事件の裏側で暗躍した人物であると思います。
 また渡辺恒雄氏の力の源は読売グループの発展であり、それは巨人軍人気であると言えます。巨人軍の人気が高まれば高まるだけ読売新聞が売れ、新聞が売れる事で渡辺氏の力が強化される。
 その巨人軍の人気が陰りを見せている今日この頃、その力も弱まっている可能性もあり、それがこの事件に繋がった可能性もありますが・・さてどうでしょうか。

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