石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

チベット最大の水力発電所建設が着工

2010-11-20 23:04:49 | 趣味
 本日の東京地方の天候は晴でした。早朝から雲が多く、一日を通して雲が取れない一日となりました、と言ってもかなり良い天気となり、広大な面積の青空が広がっていたのですが。都心部の最高気温は16℃、最低気温は10℃。三多摩地域の最高気温は17℃、最低気温は6℃。早朝はかなり寒かったです。と言っても散歩を初めて2時間が経過すると青空が広がり、日射も出てきてニット帽が暑く感じました。週間天気予報よると東京地方の明日は曇時々晴、月曜日は雨マーク付き、火曜日以降木曜日まで晴れマークが付き、金曜日は曇り、土曜日は晴れマークが付いています。月曜日の降水確率は60%となっています。まだちょっと微妙です、明日以降の天気予報に注目です。

 2010年11月13日、湖南日報によると、チベット高原を流れるヤルンツァンポ川(中国名・雅魯蔵布江)がせき止められ、蔵木水力発電所の主要部分の建設が始まった。
 記事によると、同水力発電所は総投資額79億元(約984億円)かけてヤルンツァンポ川主流の中流部に建設、チベットで初めての大型水力発電所となる。2014年から部分的に稼働を開始する予定で、チベット中部地域の電力不足の緩和に期待が寄せられている。
 完成すれば、世界一海抜が高い河川に設置されたダム発電所となり、流水量、落差とも大規模で、合計出力は51万kWとなるという。(翻訳・編集/津野尾)

 中国ではダムの建設ラッシュが続いているようです。メコン川の中国流域で複数のダムが建設稼働しており、インドに流れるプラマプトラ側の中国チベット自治区でもダムの建設計画があるようです。
 中国におけるダムの建設ラッシュを見たり聞いたりすると、日本でもかつてそう言う事があったなぁと思います。もっとも日本のダム建設は、自分が生まれる前からの事なので知らない事が多いのですが・・。
 例えば日本の代表的なダムである佐久間ダムは、1952年(昭和27年)7月31日に試行された電源開発促進法により特殊法人である電源開発が担当し、1956年(昭和31年)4月23日には佐久間発電所で、23万キロワットの一部運転が開始されています。
 この昭和30年代から40年代は、大型ダムの建設ラッシュであったと言えます。
 ちょっとだけ紹介しますと電源開発の大型ダム、いずれも発電目的で建造されたダムですが、奥只見ダム、御母衣ダムは1961年、田子倉ダムは1960年、御母衣ダムは遅れる事10年、1972年に完成し運用を開始しています。
 日本列島は日本国のみで、国際河川と呼ばれる河川(複数の国を通過する河川)は存在しないため、どのダムの建造でも国際的な問題は起きていません。
 とは言え、河川の上流部、下流部において水問題というのは、平安時代からすでに起きていた問題で、特に稲作により主食料を得る我が国では、水問題は死活問題となるだけに深刻な問題でした。
 中国を流れその下流に他国のある河川では、その水問題はより深刻となる可能性があります。

 日本でも現代では膨大な電力が必要で、1960年代から水力発電がその一部を担って来ました。今では火力発電、原子力発電が主ですが・・。
 中国でも日本で起きた歴史を追う事になるのでしょう。
 日本は最大1億三千万人まで人口が増えました。中国ではその十倍の人口です、今の日本人が使っている電気エネルギーの半分でも、必要となる電気エネルギーはとんでもなく莫大なものとなる事が予想されるのです。

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